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感情について考え直してみたい件について

はじめに

本が出ます!

が、宣伝は置いておいて。。。

我々はなぜ快楽を得るのでしょう

前回に引き続き、赤ちゃんネタです。

赤ちゃんを観察していて思ったのですが、生まれたばかりの赤ちゃんって快適な情動を持ってない・・・?

いろいろと文献を見てみると、やはり持ってないとされているようです。

例えば読みやすいのだと

ここでは、不快情動も持っていないと書かれていますが、文献によっては不快情動だけ先にあるという記述もあるようでした。

心が発達していくイメージはなんとなく多くの方が持っていると思うのですが、感情も発達していくということを改めて認識すると、見え方が変わってくるのかもしれません。

感情のあるロボットをつくる・・・?

そう考えていると、感情のあるロボットをつくるって、なんだか不思議な感覚になってきました。

人間すらも生まれる時は感情が備わっていないのに、なんでロボットになった途端全部つくろうという発想にだけとらわれてしまうのか。

感情を発達させる人工知能技術について、考えてみたいと思います。

感情ベース強化学習

だんだん楽しくなってきてしまったのですが、

強化学習という、試行錯誤の中で機械システムが適切な行動を獲得する技術があって、

その中に、モデルベース強化学習という、外界の仕組み的なものをうまく獲得しながら強化学習するものがあります。

そこで

感情ベース強化学習って、もしかしたらありなんじゃ無いかなとおもいはじめました。

自分の感情を発達させながら、その感情をもとに行動獲得していくみたいな。

研究から手を離して、子供の世話をしている時の方が、研究のことを考えているかもしれない自分なのでした。

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