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なんとなくの世界から自分を連れ出すには


「だいたいの人は問題を自分で作っては解決し、また問題を作っては解決しを繰り返しながら死んでいくんだよ。」わたしの数少ない友人は私にこう言った。

人は生きている限り変わらないなんてありえない。例えどんなに頑張ろうとも時間はとめられないし刻々と時間は進んでいくからだ。

なんとなくでも人は十二分に生きていける。
愚痴や不満を抱えながら都合よく普通というぬるま湯に浸かり続ける。あの人よりはマシ。まあ、こんなもんだろう。そこそこ幸せだし。

選択の問題なのでいい悪いではないけれど、モヤモヤしているのであれば、そこはあなたがいる場所ではないはずだとわたしは思います。

なんとなくの世界から自分を連れ出す方法は、自分についてとことん考えること。この自分のことを考えることが下手な人多過ぎるなって感じます。
それはおそらく体験量に比例する。
体験量=人から見て壮絶な体験でもなくて。体験の種類はその人の学びの部分だからです。自分について考えることは助けてを言わずに我慢し続けることでもないし、反省ばかりを繰り返しそこに留まり続けることでもありません。それは進まない理由を探しているだけですから。

唯一やり方と呼べるものがあるならば、自分で擦り傷を作りながら進んでいく以外にはないと思います。

理解と体験は別物。体験するために生まれてきたんだろう。


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