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小田原⇄箱根さんぽ day3

最終日、少し頭が痛い
二日酔い気味、でもたいしたことはない
朝食の調達がてら朝の散歩

雨も悪くないなぁ

植物がいきいきして見える

なんだか、爽やかな気持ちになります。
さて、またもコンビニのお世話になります。
食料を買える店が周りにないんだなぁ、パン屋さんで朝用に買っておけばよかったなぁ
ま、仕方ない

風鈴の音色が聴こえて、路地に入ってみるとお寿司屋さん。風情があるなぁ、いいもんだなぁ
鯵丼とか、美味しそうだった。
昨日の晩ご飯、ここに来れば良かったな
あと、天ぷら屋さんもあったけどコロナの影響なのか休業中だった

神社発見。
なんてことない神社だけど、ロケーションが良いからありがたく感じる
コケで足を滑らし、あやうく転びかける
足腰弱ってるなぁ

さて、宿に戻り

前日のお酒を抜くため、まずは牛乳。
牛乳は偉大、内臓が喜んでる気がする
牛乳飲んでしばらくゴロゴロ

ホットドッグとインスタントコーヒー
ホットドッグ、オーブンで焼いたらパンはカリッと焼けたけどソーセージが少し冷たい。しかし、これ以上焼くとパンが焦げる仕方なし、このまま食べる
ラウンジにはちゃんとしたミルと豆もあったけど、やり方よく分かんないからインスタントコーヒーで我慢。まあ、これはこれで美味しいか

お腹が満足したら眠くなってきた。
も少し、ひと眠りしよ

三十分ほどウトウトして、さてそろそろ出るかぁ。とノロノロ準備して、ダラダラ出発。
チェックアウトの際、けっこう降ってますよー
と言われる。まじか
まいっか

分かりにくいけど、かなり降ってる。
荷物持ってる中の雨はやっぱり煩わしいなぁ

宮ノ下駅で写真撮ってるおじさん。

写真撮りたくなる気持ちも分かる
ちゃんとしたカメラで撮ったら、きっとカッコ良く撮れるんだろうな

で、駅着いてすぐ強羅行きが到着。
慌てて乗り込む

雨の箱根登山鉄道
台風で一年近く運休してた電車に今、乗ってると思うと感慨深い。
復旧に携わった方々、本当にご苦労様でした。

車窓から、幻想的

彫刻の森美術館。
次はここも来よう、ここは晴れてる時が良さそうだな

景色を眺めている間に気がついたら強羅に到着。
強羅は土砂降り、バスを待ってる間は蕎麦屋さんの軒先で雨宿り

バスが来た

バスの屋根がガラスルーフ
まだ青い楓が乗ってるのを見て、あぁ、来てよかったな。って、なんでか思う

相変わらず、外は雨

強羅公園も、今度行こう

雨の山道を越えて、ポーラ美術館

バス停もイイ

山の中に、こんな空間があるってことに感激

さぁ突入

ガラスの色とか、雨が似合う美術館かも
晴れた日に来たら、また違う印象になるかもしれないけど

館内もモダン
ガラスの天井が雨に濡れてることで静謐さがマシマシな感じ

まるで幾何学模様だな

あ、館内の光景にばかり目をとられて見に来たのはコレだった
「光の画家」クロード・モネ
「色彩の魔術師」アンリ・マティス
なんかVSとかつけたらプロレスみたいだな

モネさん。
モネさんの描く絵画は、光を描くというより絵そのものが発光してるように錯覚した
鑑賞してる、こちら側を照らしてくれるような

マティスさん。
たくさんの色や柄も、結局は人間やその内面を描くプロセスだったんじゃないか
だんだんと簡素化されていく様は、もともと人物の背景だった色や柄が人物を飲み込んでいったような
しかし、その色や柄も人間が創造したもので色や柄を描くことで人間の思考や思想を描こうとしてたんではなかろうか
切り絵のシリーズは、柚木沙弥郎さんの作品と並べてみたらおもしろそうだったなぁ

さて、モネさんは庭に、
マティスさんは室内に、
楽園を作ろうとしていた、というこの展覧会のテーマがすごく面白いなーと思いました。
そして、「光」と「色」という対比も。
光に照らされなければ色は意味を持たないし
色が無ければ光で照らしたところで味気ないものになる
うーむ、二人は「もうひとつの楽園」に辿り着けたんだろーか

さて、この企画展の他にもポーラ美術館の収蔵品の展示もあって

ゴッホや、

セザンヌ、

東山魁夷なんかも。他にもピカソとかも見れてお得な気分

てなわけで、満足して美術館を後にし帰路に立とうとしたんだけど
遊歩道。
あ、そんなのあるんだ

こんな感じで美術館を外から眺めるためのものなんだろーなと思ったら、大違い

もうガッツリ森の中を歩かされる

こんな作品も展示されてる
なんか異様。他にも彫刻とかがその辺にある

で、歩いてると森の奥から音楽が聴こえてくるの
始めは誰か楽器の練習でもしてる人でもいるのかなーくらいに思ってたんだけど、気にくくりつけられたスピーカーから流れてた。その音楽も展示物で音楽が鳥の鳴き声と相まって本当に美しい。本当に感動した。
ポーラ美術館に来たら、遊歩道は絶対に歩くべし

こんな沢があったりね
自然こそ、最高のアートだ。なんて元も子もないこと思っちゃったりする

良いよねー、自然
気持ちいいなぁ

ズンズン進んでくと、こんなとこもあったりして
えーと、「空と山を見渡せるテラス」だったかな(うろ覚え)
あ、そろそろバスの時間だ。間に合うかな

なんとか間に合った。
バス停に着いた途端にものすごい雨、バス停に屋根があって良かった

バスに乗って強羅駅に向かう、ここからは帰路に着きます。
なんだかんだで、ちょっと疲れたから暗くなる前に家に着きたい

強羅駅から、箱根登山鉄道に乗り換え箱根湯本へ
さらに乗り換え小田原に到着

考えてみたら朝から何にも食べてない、すっごいお腹すいてた。
とりあえず、なんでもいいから食べたいって事で駅ナカのコンビニでサンドイッチ購入。
で、小田急に乗り換え

さよなら、箱根。さよなら、小田原。さよなら、神奈川県。
また会う日まで

お世話になった箱根フリーパスとフリーペーパー。
三日間、どうもありがとう。
おかげで楽しい旅が出来ました

今回巡ったところ以外にも行きたいところ沢山あった
それに江ノ島、鎌倉フリーパスも使ってみたい

コロナウィルスがあるから、本当はあんまり出かけるの良くないのかな
だけど飲食店をやられてる方とか宿屋さんとか観光業に携わる方々にも生活があるだろうし、補償って言ったって国や自治体にも限界があるでしょ?
結局、その補償に使われるお金も税金な訳だし(お偉いさんには上手に使ってほしいけど…)
なんで、ある程度、外に出かけてお金は使って行かなきゃいけないと思う。僕はあんまり、お金ないけど…
で、なるべく素敵だなって思うことにお金は使いたい。
なんだか、そんなことを思いながら家路についたのでした。

2020.7.25 tera

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