ビデオゲーム・ノスタルジア

社会人になって、半年弱が経ちました。

仕事内容は退屈でなく、職場の人間の人間関係も良好で最高です。
就活中の私よ。人生は何とかなるぞ。

しかしながら、社会人になってなくしたものもいくつかあります。その最たるものが時間です。

平日は気づけば夜になっている。休日も平日の疲れを癒しているうちに過ぎ去ってしまう。

そんな日々の中での手軽な娯楽といえばYouTubeを見ることでした。

好きな方の動画を見たり、オススメに流れてきて気になった動画を再生したり。無益ではありますが楽しい時間です。そこでこの動画に出会ったわけです。

間違いなく私の人生において最もプレイ時間の長いゲーム、ウイニングイレブン2011のトラックに入っているこの曲。久しぶりに聞いたときはイントロで思わず笑みがこぼれました。
私と年齢が近しい人1万人のうち、2~3人くらいはきっと共感してくれるんじゃないでしょうか。

それからというもの、同じくウイイレ2011に収録されている曲を一通り聞きあさりました。心はさながらコントローラを持った小学6年生の私のようでした。

そしてふと気づくわけです。
このころにはもう戻れないのだと。

あの頃テレビの中を走り回っていたスター選手たちはほとんど引退し、中学受験を控えていた私も気づけば大学まで卒業してしまいました。

あの頃がいい時間だったのかは今から振り返ってもわからないです。
きっと早く中学生になりたいななんて思っていた気がします。

でも間違いなく言えること。それは、私たちの今を未来の私たちは懐かしむだろうということです。

悲しいような、少し希望が持てるような。そんなことを思いながら今日も床に臥す私なのでした。

最後に一言、あの頃の私に伝えたいことがあります。
あなたの愛してやまないACミランは、そこからクソ長い暗黒期に入るから覚悟しておきなさい。


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