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今までで一番キツかったアルバイト体験記⑵

①の続き・・・怒涛の午後編。

PM13:00午後の部が始まりました。スタッフさんがやってきて、「午前と同じ作業いける?」と聞いてきたので、「今までよりペースは落ちるかもしれませんが大丈夫ですか?」と聞くとあからさまに嫌な顔をされて、「じゃあ向こうでドライバーさんの荷物の積み込み手伝って」と言われます。

言われた通り指さされた場所へ行くと、そこには荷台が空っぽの状態の大型トラックが止まっていて、運転手さんも立っていました。

しばらくそこで待っていると、工場内で保管されていた大量の荷物を積んだフォークリフトがやってきます。

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今度はこのダンボールをトラックに詰め込むのが仕事です。運転手さんはどんどん荷物を荷台に詰め込んでいきます。

ダンボールの中身はキャベツやチンゲン菜等の冷凍野菜でした。これも冷凍肉ほどではありませんがやはり重かったです。

しかも今度は荷台に詰め込んでいく為、ダンボールを上へ上へと積み上げていかないといけません。1段目2段目位は何とか持ち上げられますが、5段目6段目になると、全身筋肉痛の自分にとっては中々上げられません。

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それでも根性で作業を続けました。結局合計5台のトラックへ荷物を積み込みました。

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トラック運転手も様々で、「上に積み上げるのは難しいから自分がやるよ」と言ってくれるような優しい人もいれば、「自分の積み方があるから手を出すな」というような人もいました。

こうしてPM17:00全ての作業が終わり、ヘロヘロになって休憩室に戻ります。

しばらく床に座り込み、腕をマッサージしていると偉めのスタッフさんがやってきて、名前が呼ばれサインをして給料の7700円をもらい終了となりました。

行きは送迎がありましたが、帰りはありませんでした。その為交通費は自腹となり、せっかくもらった給料を削られました・・・。

正直体感では3万、いや5万円位はもらわないとやっていられない位過酷でした。これだけ働いて1万円もいかないのかという絶望と、お金を稼ぐ事の大変さを知った1日でもありました。

それから1週間は全身筋肉痛で、何をするにも激痛で杖が欲しくなるほどでした。

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何故このバイトが、しょっちゅう求人サイトや求人誌に掲載されているか理由が分かった気がします。

おそらく新しいバイトが入ってはすぐに辞めるという形が繰り返されているからでしょう。その為常に求人を出し続けなければならないという事だと思います。

ちなみにこのバイト、この文章を書く前に、大手バイト求人サイトをチェックしてみたら思いっきり載っていました・・・恐ろしい・・・

本当は会社の名前を出して、皆さんに知ってもらいたい位です。ここは絶対ダメだよと。

この日以来、二度とこういう類のバイトには手を出さないと誓いました。

皆さんもアルバイトをする場合は、「軽作業」とか「誰でも出来る簡単な仕事」、「初心者歓迎」というような言葉をあまり鵜呑みにし過ぎないようにして下さいね。

長文最後まで読んで頂きありがとうございました。



投げ銭感覚で良いので、少しでも作品に興味を持って頂いたら、皆さんの元気を、ほんのちょっとで良いので私に分けて頂けるとありがたいです。 皆さんのサポートが私の大きな力に、そして支えになります。これからも作品はずっと描き続けていくので、よろしくお願いします。