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愚衆政治に陥らないために(コロナ禍)

愚衆政治に陥らない方法として、評決のやり方を変える方法があります。

一般的な多数決では、少数派の専門家の意見が全く反映されません。この現象を防ぐために、「Surprisingly popular vote」という方法があります。

こちら、緊急事態宣言延長された件について、Twitterでアンケート投げてみました。
さて、結果は、どうなるか。

また後日にまとめます。


「Surprisingly popular vote」とは

ある問題について、
A:「 あなたは、どう考えるか?(Yes or No)」
B:「 一般的な人は、どう考えると思うか?(Yes or No)」
を聞く。
回答のそのギャップから良い選択肢を判断する方法です。

これで、少数の専門家の意見を抽出することができます。

Wikipediaからの例えでいうと、

「フィラデルフィアはペンシルベニア州の首都ですか?」
という質問に対しての回答は以下。
・はい:65%
・いいえ:35%

「フィラデルフィアはペンシルベニア州の首都ですか?に対して、一般的な人は、何を答えると思いますか?」
という質問への回答は以下。
・はい: 75%
・いいえ:25%

自分への回答と、一般的な人の回答への想定の違いは以下です。

はい(65% - 75%) = -10%
いいえ:(35% - 25%) = 10%

つまり、一般的な人の回答に対して「いいえ」が人気が高いことから、
正解がNoであるという高い確信が表れています。
首都は、確かにフィラデルフィアではなく、ハリスバーグです。

この説明の内訳は次のとおりです。

4つのグループがあります。

A - 「フィラデルフィアは首都であり、一般的な人は同意するでしょう。(このグループは「はい/はい」と答えます。
B - "フィラデルフィアは首都ですが、一般的な人はそれを知らないでしょう"。(このグループは「はい/いいえ」と答えます。
C - 「フィラデルフィアは首都ではなく、一般的な人は同意するでしょう。(このグループはノー/ノーと答えます。
D - 「フィラデルフィアは首都ではありませんが、一般的な人はそれを知らないでしょう。(このグループはノー/イエスと答えます。

この手法により、グループ A とグループ C が考慮から除外され、グループ B と D のサイズの差が測定されます。
※上記の例でいえば、グループBが-10%、グループDが10%、になります。

BとDの両方のグループは、他の人が知らないことを知っていると思いますが、Bは間違っており、Dは正しいです。人々が「内部」の知識を持っているように感じる場合、それは彼らが誤解されているからではなく、正しく知識があるからです(グループB)。

さて、Twitterでの結果はいかに!?

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