[2023/4/23更新]
「V-safe開示で判明。日常生活困難150万人、通勤通学困難120万人」はミスリード 。開示データは論文で分析された既知のもので、1〜2日で回復する一過性で軽微な事象ばかり。かつ、VAERS同様、自発報告なので因果関係は不明。件数だけを捉えて恣意的に誇張されている。
【解説】
ICAN(Informed Consent Action Network)が訴訟でCDCにV-safeデータを開示させたもの。
V-safeとは、VAERS(ワクチン有害事象報告システム)のサブセットのひとつで、スマートフォンで登録参加できる有志の自発報告システム。VAERS同様、医療機関の確認無しに個人の主観で報告できるものなので、量的な判断ではなく、傾向の検出に使われる。VAERSに組み込まれ定期に公開される。また、ACIPミーティングで分析レポートとして公開される。
開示されたものと同じV-safeデータの分析には、既にLANCET論文がある。
2020/12/14〜2021/6/14のVAERS,V-safe報告データを分析し、結論は「報告された有害事象のほとんどは軽度で期間も短い」であった。
以下はファクトチェック
【追記】
ワクチンや治療薬の有効性・安全性については自己でご判断ください。当方は、皆さんが正しい情報を基に判断できるよう、デマの指摘に努めます。