伊賀 治 デマ撲滅ファクトチェック集

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伊賀 治 デマ撲滅ファクトチェック集

ご自由にお使いください。但し、画像等は説明の必要性から引用したものなので、引用の範疇でお願いします。また、改変された場合の責任は改変者が負うものとします。 多くの皆様からのご助言と情報提供に感謝致します。[twitter]@osamu_iga #新型コロナ #COVID-19

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  • COVID-19 [ワクチン編]

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  • ウクライナ紛争

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最近の記事

【資料】麻疹ウイルスの懸賞に関する二審の判決文

https://openjur.de/u/892340.ppdf 【ChatGPT自動翻訳】

    • 【資料】麻疹ウイルスの懸賞に関する一審の専門意見書

      ◾️一審 専門家意見書 https://wissenschafftplus.de/uploads/article/Gutachten_Podbielski_17-11-2014.pdf?caribaCMS=f2f58760aa315622276b4d3c02ebd5f5 【DeepL自動翻訳】

      • 「新型コロナワクチンは過去45年間全てのワクチン被害認定数累計を超える」はミスリード

        [2024/9/21更新] 「新型コロナワクチンは過去45年間全てのワクチン被害認定数累計を超える」はミスリード。新型コロナワクチンのように、まだよくわからない新規のワクチンで、かつ接種数が多いものは、副反応の報告が増え、認定数も増える。一方で、過去45年分のワクチンは、実績のあるものが多く、副反応の知見が蓄積され評価が確立しているので、報告が少なくなるというだけのこと。総数ではなく個別で、実数ではなく率で比較すれば、新型コロナワクチンはやや多い程度であるとわかる。 【解

        • 「Pfizer社の6ヶ月追跡論文では接種で重症者が増加」は誤り

          [2024/8/17更新] 「Pfizer社の6ヶ月追跡論文では接種で重症者が増加」は誤り。この調査では、ワクチンの副反応を含めた有害事象を設定しているので、ワクチンを接種していないプラセボ群で少ないのは当たり前。「生命の危険」や「死亡」レベルでは有意な差はないので、重篤化しない「重度」レベルまでのワクチン副反応であることがわかる。 【解説】  医療統計情報通信研究所を名乗るF氏が、Pfizer社の接種後6ヶ月追跡調査の論文で、有害事象の総数のSevere(重度)がワクチン

        【資料】麻疹ウイルスの懸賞に関する二審の判決文

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        記事

          「マスクは熱中症のリスクを高める」は根拠不明

          [2024/7/24更新] 「マスクは熱中症のリスクを高める」は根拠不明。2022年7月に日本救急医学会等が「新型コロナウイルス感染症流行下における熱中症対応の手引き(第2版)」で根拠なしと発表した。 【解説】  2022年まで厚生労働省等は「マスクは熱中症のリスクを高める」と注意を促してきたが、2022年7月に日本救急医学会等が「新型コロナウイルス感染症流行下における熱中症対応の手引き(第2版)」で「健常成人においてマスクの着用が熱中症の危険因子になる根拠はない」と発表し

          「マスクは熱中症のリスクを高める」は根拠不明

          「市販マスクの漏れ率86%」は誤り

          [2024/7/20更新] 「市販マスクの漏れ率86%」は誤り。出処は大西一成准教授(聖路加国際大) の「マスクの品格」という連載記事。これに追従して各紙がマスク漏れ86%と報道したもの。然し、その後の著者の最新論文では「鼻ワイヤをWに曲げて装着すれば漏れ率は51%」となっている。他の論文でも同様であることから、適正に装着したときの市販マスクの漏れ率は50%というのが現在のコンセンサスと思われる。 【解説】 大元となった「漏れ率86.3%」の連載記事 大西准教授の最新論

          「市販マスクの漏れ率86%」は誤り

          「公聴会でファウチがマスクに根拠は無いと認めた」は誤り

          [2024/7/19更新] 「公聴会でファウチがマスクに根拠は無いと認めた」は誤り。米下院公聴会(2024/6/3)でのファウチ氏の動画に、恣意的に誘導する訳をテロップで付けて拡散されたもの。議事録を確認すると、実際は2歳以下の幼児の話で、根拠が無いという発言もない。 【解説】 2024/6/3 米下院公聴会の議事録 以下は公聴会の生の質疑を和訳(機械翻訳)したもの

          「公聴会でファウチがマスクに根拠は無いと認めた」は誤り

          「トルーマンが日本占領政策を3Sと語った」は誤り

          [2024/3/15作成] 「トルーマンが日本占領政策を3Sと語った」は誤り。トルーマンの発言とする事実はない。「ユダヤの3S謀略」の歴史は古く、偽書「シオンの議定書」に端を発し、その後、右翼思想家の安岡正篤氏が著書で米国の日本占領政策だと広めた。最近では、内海聡氏が拡散している出所不明の陰謀論である。

          「トルーマンが日本占領政策を3Sと語った」は誤り

          「変異株ワクチンはマウスの治験しかやってないから薬機法違反」は誤り

          [2024/8/5更新] 「変異株ワクチンはマウスの治験しかやってないから薬機法違反」は誤り。合法的に一部変更承認申請で申請され承認されたもので、国際的にも非臨床で問題ないと確認されている。 【解説】 二価ワクチン(BA.1用)の承認時に、「成分に内容変更があるので新規の特例承認でなけれはならない。マウスの動物実験しかやっていない一部変更承認では薬機法違法である」と宝塚の医師が主張して署名を集めたことが発端。その後、有志医師の団体がチラシにして拡散した。 実際は「一部変更承

          「変異株ワクチンはマウスの治験しかやってないから薬機法違反」は誤り

          【資料】ALPS処理水の海洋放出 「食物連鎖と生物濃縮」

          [2023/9/9更新] Cs-137を例に、海洋放出された核種の食物連鎖による被曝の可能性の考える。 Cs-137は比較的早期に体外へ排出されるので、蓄積や濃縮の心配はないとする意見があるが、一定の放射性物質を常に摂取する環境では、摂取と排出が平衡する量(平衡量)の蓄積があるとするのが正しい。 粗い試算だが仮に以下のように計算できる。 a) 海域濃度: 0.5Bq/L(5号機取水口前の検査値) b) 魚介類の濃縮係数: 平均100 c) 魚介類の生体内濃度: a*b=5

          【資料】ALPS処理水の海洋放出 「食物連鎖と生物濃縮」

          【資料】ALPS処理水の海洋放出 「IAEA独自検査」

          [2023/9/9更新] IAEAの独自検査とは、東電から提供されたサンプルを、IAEAの第三者分析機関と日本の分析機関のそれぞれの結果を相互比較して、同一であることを確認し、東電のデータの信憑性を裏付け、日本の分析機関が国際基準に照らして高い正確性と能力を有していると評価したもの。 すなわち、安全性の監査というよりは 検査方法と能力の技術的な監査である 東京電力福島第一原子力発電所におけるALPS処理水の安全性に関するIAEAレビューALPS処理水に含まれる放射性核種の

          【資料】ALPS処理水の海洋放出 「IAEA独自検査」

          【資料】ALPS処理水の海洋放出 「IAEA包括的報告書」

          [2023/9/6更新] 日本の放出計画が国際安全基準に合致するとしたIAEAの報告は勿論尊重すべき。それを誤った解釈をしたり、口実に使っていないかチェックする。全129頁のなかから、政府の発表や国内メディアの報道と比して、特に違和感のあるものを以下に列記する。 その他、私見であるが重要と思う点は以下。 原子炉建屋に地下水が流入し汚染されていることはINTRODUCTIONで書かれているが、全て汲み上げてALPS処理されていると読める記述になっている。この汚染地下水の一部が

          【資料】ALPS処理水の海洋放出 「IAEA包括的報告書」

          【資料】ALPS処理水の海洋放出 「放出総量」

          [2023/10/11更新] 【総量規制】 ◾️H-3: 22兆Bq/年  事故前の放出管理目標値を採用 ◾️H-3以外の核種: 総量規制無し  総量は処理水の核種組成×年間排水量で算出  (核種組成はタンク群毎に異なる)  注) 事故前の放出管理目標値は2,200億Bq/年 【放出総量】  H-3を上限の22兆Bq/年一杯まで放出したときの年間放出総量を試算した。  希釈用海水は、取水する海域モニタリングポイントの測定値から、H-3以外の核種の濃度を処理水と同等とした。

          【資料】ALPS処理水の海洋放出 「放出総量」

          「トリチウム以外の核種も100倍以上に希釈するから安全」は誤り

          [2024/8/7更新] 希釈用海水は、港湾外の[5,6号機放水口北側]から湾内へ引き込まれ、港湾内の[5(6)号機取水口前]で取水されるが、この間でCs-137濃度が一桁上がる。つまり港湾内を通る過程で汚染されるということ。そして、そのCs-137濃度は希釈するALPS処理水よりも濃い。つまり何ら希釈になっていない。それを「希釈した処理水」と称して、更に一桁濃度が薄い1km先の海洋へ捨てているということ。 ●包括的海域モニタリング閲覧システムより  希釈海水のCs-137

          「トリチウム以外の核種も100倍以上に希釈するから安全」は誤り

          【資料】ALPS処理水の海洋放出 「基礎データ」

          [2023/10/19更新] 【汚染水】 ・約100t/日の増加(地下水ドレン,サブドレン汲上) ・汚染水に含まれる浄化処理対象核種: 64種類  <主な核種>  Co-60,Rb-86,Sr-90,Tc-99,Ru-106,  Cd-113m,Sb-125,Tc-99,I-129,Cs-137,  Cs-134,Pu-239,C-14,H-3 ・原子炉建屋(3号機RB)内の滞留水中の核種:   H-3: 320,000Bq/L  Cs-137: 22,000,000Bq/

          【資料】ALPS処理水の海洋放出 「基礎データ」

          「接種者からの輸血に異常な血栓」はミスリード

          [2023/8/20作成] 「接種者からの輸血に異常な血栓」はミスリード。或る専門医がブログで広めたもの。ブログが根拠とする論文を読むと結論は「感染によるリスクに比べると接種によるリスクは遥かに微小でありワクチン接種を支持する」とある。リスクはゼロではないが、接種者からの献血を規制するものではない。AABBと米国赤十字の共同声明でも安全を確認されている。 【解説】 以下はネットで拡散された専門医のブログ 以下は専門医が根拠とした論文 以下はAABBと米国赤十字の共同声

          「接種者からの輸血に異常な血栓」はミスリード