大島 治

水瓶座 コピーライター 散文で、気ままにつづってみました。 コメントをいただけたら、う…

大島 治

水瓶座 コピーライター 散文で、気ままにつづってみました。 コメントをいただけたら、うれしいです。

最近の記事

#バレンタインチョコのコピーを考えた

結露に書いた名前が残ってる 20年前の通学路 チョコでよみがえる 上書きできないビターチョコ 誰かいますか、も訊けずに 失敗作は父に渡した。 ごめんね。いつもありがとう たとえばパーティーがある。酔いざましにベランダに出る。人いきれに圧されて夜風にあたる。誰かと出会えるかと密かに期待をしてみたものの現実はそんなに甘くなかった。それでもこんな月夜のパーティーにせめて週末の気分を味わうのはまんざらでもなかった。きっかけは星の下に ただの不整脈 ポケットのチョコレ

    • blog_2 そこにおったらあかん。ほら、金曜日。休みとご褒美が待っている。

      さらけ出した自分を自分に届けたい。 この歳になって気付いたことがある。いや、情けないが、何だかなあ、と気付かされたことがある。それは見た目はオッサン、心は子供なことだ。それもまだまだ子供なのである。人間なんて学習はするけどほんと成長するのかと思う。でも、俺は子供のままでいいと思っている。だからずっと無邪気でいたい。 いろんなタイプがいていいと思う。 先行逃げ切り、追い込み型。いずれにしてもやり尽くすことができればいいと思う。人と比べるのはよくない(落ち込むから、笑)。でも刺

      • blog_1 ソーダ水のように心がはじけたいんだ。

        君がだいじょうぶと言う時は、 大抵だいじょうぶじゃない。 窮地に立っている時、たとえば職場で、あるいは子育てのワンオペで、ひとりで悩みを抱え込んでしまって、どうしようもなく行き詰っている時、それに誰かがそっと耳を傾けてくれて、そしてただ頷いてくれるだけで、ほんと涙が出るくらい嬉しいことがある。それで全然状況が変わらなくても心は軽くなる。 適当にな、なんて言われると ちょっと信用してくれているみたいで嬉しくなる。頑張ってよかったなと思えた。そんなふうにつながっていたい。

        • 「富山で暮らそう」の、コピーを考えました。たとえば、「火星より移住がカンタン。」とか。

          ① 富山は日本にあります。 当たり前と思いますが、そうなんです、富山は日本にあるのです。 見上げると美しい立山連峰が望めて、水がきれいでお米が美味しくて、富山湾でとれる魚も美味しい。 日本は美しい国です。富山はその国にあります。そしてその富山はそこにしかありません。 ② ひとりでも、みんな。 実際に東京での転職を機に富山へ移住した若者を取材してみました。彼は東京のメガバンクを辞めて、富山にある、広大な敷地にある築100年の古民家に移り住みます。最初はやはり彼のそこでの暮

        #バレンタインチョコのコピーを考えた

          はい一歩前進、今日も生きた。「やる気出せよ」じゃねえよ。今出てるのが全部だよ。

          「うれし買った」 コピーで使えないかな。 え?、もう誰かが使っている? 失礼しました。 毎日こんなんでいいのかな と思うけど、いいんです。俺は、前に進みます。 俺もおっさんだからよくわかるのだが、 カッコ悪い。腹は出てるし、頭皮はさぶいし、ファッションは大体がダサいし、トドメはよくダジャレを挟むことだ。でも俺の知っているおっさんはどこかうまく開き直っているというか、今更カッコつけてもしょうがないだろうみたいなところが、とてもダンディー! まじヤバいから本気は出さないよ。

          はい一歩前進、今日も生きた。「やる気出せよ」じゃねえよ。今出てるのが全部だよ。

          岩崎俊一さんのコピーを考える。「幸福を見つめるコピー」とは?

          たぶん僕の一番好きなコピーライターかもしれない。 ではなぜ?岩崎俊一さんのコピーが僕は好きなんだろうと考える。その理由(わけ)を僕はちょっとずつ述懐していきたい。そのコピーに込めた、岩崎さんの”考え”や”思い“について。それを考えるのもまた楽しい。少しずつblogに上げていきたいと思っている。 岩崎俊一さんは、『幸福を見つめるコピー』の冒頭でこんなふうに述べている。人もまた、弱い生きものである。その思いを抱えながら、ずっとコピーを書いてきた。なぜ、そう思うのか、それはほかで

          岩崎俊一さんのコピーを考える。「幸福を見つめるコピー」とは?