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焦燥

詩を描いてみた

毎日詩を朗読して配信しようと思った。
谷川俊太郎さんの詩がいいなと思った。
だけど、著作権の問題で、どうやら、録音やSNSでの配信は許可がいるらしい。

今日の朝の会でそのことをメンバーに話し、メンバーの前で最果タヒさんの詩を朗読してみた。

朗読してみると、気持ちを込めて噛まないで読むことに精一杯で、意味が残っていない。

ただ、面白いことに、感情だけはじんわりと残っているのを感じた。

会話や読書で普段口にしない語感。
意味を理解せずに朗読しているのに、残っている感情。

なんだか心が落ち着いた。
この面白い音を自分も作ってみたいという気になったので、作ってみた。

もちろん、朝の会メンバーにも余裕があったら、作ってきてみてと言ってみた。

論理的な準備された文章というよりも、感情が先に来て、後から乗ってきた言葉を並べる。

そんなモノを作ってみようと思った。

焦燥感

気怠さと、高揚と、もやもやと、聡明さと。
手さぐりは曇り空と快晴を同時に連れてくる。
重い腰をあげるのは力がいる。
動き出した足を止めるのは億劫だ。

いつから、走ることが、当たり前になったんだろう。止まることに、違和感を感じるようになったんだろう。

止まると走り出す、焦燥感が、頭の隅を駆け巡る。
このままで、いいのか、悪いのか。気持ちをどこへ、置きたいのか、持ちたいのか。

止まって、振り返る。
今日も、空は僕の上を走る。

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