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子どものおしゃべりの正体とは

こんにちは。おさくです。
今回は子どものおしゃべりについて話をしていきたいと思います。

○子どもにとっておしゃべりとは…

幼児になると子どもはとにかくおしゃべりさんです。場所、時間をわきまえず喋りだします。そのおしゃべりは、伝えたい事もあれば、頭にぱっと浮かんだことを呟くこともあります。このおしゃべりは子どもにとって…「思考」なのです。
心理学者ヴィゴツキーによると、幼児が志向するためには、まず音声化(外言)を繰り返し行い、そのことによって頭の中で言葉を操作(内言)できるようになるのです。このことから…おしゃべりをせずにぼーっとしている時間は思考停止に近い状態ということがありえるのです。

○創造的な表現をさせるために…

僕は子どもたちに創造的な表現を求める場では、率先して「おしゃべりをしながら」を推します。おしゃべりで考えて(思考して)、表現していく。そのため、「おしゃべりをしながら」をおすすめします。子どもたちの考えや思考を引き出す一つの手です。

○「静かにして」をいわない工夫

おしゃべりが大切なのは伝わったと思いますが、やっぱり子どもたちには静かにしてほしい場面もあるはずです。そんな時には工夫をするといいのです。
「静かにして」は極力使わず、静かにしたくなる環境作りをするのです。メジャーは大人が小声で話しかける事です。子どももその声を聞こうと自然に小声になります。また体をたくさん動かす事も1つの手です。子どもは大人がエネルギーの塊でそのエネルギーがたくさんあると自然と口が動きます。静かにしてほしい時間があるなら、その前にたくさん満足行くまで体を動かすことで自然と落ち着き、静かに過ごすことができます。

○子どものおしゃべりを大切に

子どものおしゃべりは本当に学びの塊です。思考する時間や獲得できる語彙数にも影響します。そしてそのことが、その子の収入や幸せにも影響が…。そのように考えると子どものためにもおしゃべりの時間を大切にしていきたいと僕は思います。