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B2-ZAPPING

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B2の各試合をザッピング=気ままにあれこれ観た感想を書いていきます。毎試合見ているチームばかりではないので、知らないことや見落としていることがたくさんあるはずですが、どうかご海容…
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#西宮ストークス

B2の2021年オフシーズンを占う|PO進出チーム編①|西宮ストークス

B2各チームのオフシーズンの動きを勝手に占う余計なお世話にもほどがある企画。前回はプレーオフ進出を逃したチームをまとめてやりました。 プレーオフに進出したチームはやはり語ることも多いため、1つずつ書いていくことにします。まずは西宮ストークスです。 大方の予想に反してあっけなく敗退し、暗く長いオフシーズンを迎えることになった西宮。昇格することを念頭に置いてオフの補強プランを立てていたことでしょうから、GMは大慌てでプランBを練っていることでしょう。しかし、そう簡単にはいかな

05.08|〈プレーオフ〉仙台@西宮|グッドルーザーの条件

レギュラーシーズンで西地区を制し、第2シードでプレーオフに進んだ西宮ストークスは仙台89ersに2連敗を喫し、あっさりとシーズンを終えました。 多くのブースターの反応は失望とともに、「B1にはまだ早かったのだ」と結果を受け止めているようです。その理由は、B1を目指すには余りにも脆弱な現体制への不安と不満であり、この狼教授のnoteに総括されているので屋上屋を重ねることはしません。 ビッグスポンサーを得て、B1から多くの選手を獲得し、積年の課題だったアリーナ問題も解決。しか

02.14|佐賀@西宮|かけ算から足し算へ

2021年が明けてから絶好調の西宮。それまでのモタつきが嘘のように、あっという間に西地区首位へ。そのきっかけは言うまでもなくマット・ボンズの加入です。以前、その動きについては書いたことがあり、悲観的な予想をしていたのですが、見事に外れました。合流して初めての試合だったこともあり、完成度はまだまだだったのでしょう(言い訳)。 読み返すと、コート内で起こった「アクション」に対する「リアクション」が速いと書いていますが、その印象は数試合を経ても変わりません。主役を張る選手ではない

01.23|西宮@越谷|アンダーサイズの限界

バイウィークを挟んでB2もいよいよ後半戦。それを機に、外国籍選手を入れ替えてきたチームが結構あります。今節はその選手やチームへのフィットを中心に観ていこうと思います。 まずは西宮ストークス。起用法に不満を唱えていたアレクサンダー・ルオフとの契約を解除し、しばらく音沙汰がなくてどうするんだろうと思っていたら、シーズン序盤の佐賀で大活躍し、B1川崎との契約を勝ち取ったマット・ボンズが加入。さすがにバッツとブラッキンズのいる越谷相手に丸腰ではキツいよね。PFを補強してきました。だ

12.12|西宮@山形|必要なプレー

今まであまり観たことのないチームを観てみようと選んだこのカード。山形は序盤は勝ち星に恵まれませんでしたが、外国籍選手にアンドリュー・ランダルを加えるなどして、少しずつ勝てるようになっています。対戦相手は西宮。例の隔離期間における違反問題も記憶に新しいところですが、意気込みほどには勝てていないのが辛いところ。西地区が混戦気味になってきたのがせめてもの光明といったところでしょうか。 そんな西宮の苦しいシーズンを裏付けるような立ち上がり。西宮はしっかりセットを組んでアレクサンダー