あいとは

受け身って本当は
受け身じゃないんですよ
寧ろ
能動的な身なんだと思うのです。

自分が自分自身を
大好きであいしていて
自信のある人でないと
受け身になれないんです

実はあいとは注ぐ
ものではなく
受け入れるってことだと思うのです
何かをするってことじゃないのです
受け入れるということで
完結しているんです

するってことは
もらいたいってことですから

あいなんかではなく
経済活動ですよ

巷でいう恋愛遊びなんて
あいなんて微塵もないですから

だいたい
光と陰みたいな関係です

「対等｣ではないんです

ただの
エネルギーの奪い合いだよ。

陳腐な新興宗教と
まったく同じじゃないですか？

相手を神みたいに想いこみ
気持ちを探ったり
自分の思う反応をしてくれないと
心がざわついて落ち込んだり

なにかおかしいと
思いませんか？

人は「対等｣な関係じゃないと
あいなんて生まれないですよ

物語も生まれない

単なる主従関係
じゃないですか…

例えば自分が好きでも
相手は好きではない

寧ろ迷惑がられている

そんなの
切り捨てちゃえばいい
じゃないですか

切り捨てるのも
相手の思いを受け入れる
ということで｢あい｣になるんだと思います。

そして
自分を好きになってくれた人を受け入れる
それで
ﾒﾃﾞﾀｼじゃないですか？

だって自分を
好きになってくれてるんですよ？
充分に愛しい
存在じゃないですか

思うに

自分を好いてくれる人を
受け入れることができず
冷たくする人を好きになるって
生物として不自然
な行為なんですよね…

自分のことが好きではない
自分を嫌悪している

そんなの

あいしてないんです。

自分をあいしてない人は
同じく
自分をあいしてくれない人
を追いかけるんです。

ﾂｼﾞﾂﾏあうでしょ？

つまり答あわせみたいなものです

だから
受け入れることができる人は
自分をあいしてるんです。

自分をあいしていて
その自分を受け入れてくれる
相手もあいしてあげて

シンプルで
めでたしめでたし
じゃないですか？

真実ほど｢シンプル｣なんですよ


相手に冷たくされる
新興宗教恋愛教なんて
おかしいと思うんです。

政治も経済も夢も

みんな恋愛みたいな
衝動を利用して
動かされてるんだと思うんです

あともう少しで
夢に近づける

とか？

あともう少しで
お金が手に入る

とか？

あともう少しで
相手のことが
手に入る

とか？

でも自分のことは
全然あいせないんですよ

もう狂ってるんです

自分のことあいしてない人間に
何が出来るのですか？

夢も希望も愛もない
じゃないですか？

ちなみに
昔の日本では

恋愛に近いことは
｢色｣と名付けられていて
もっと性欲に直結した感じだったそうな、、

そっちのほうが
｢粋｣ではないですか？