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建玉の練習【中値圏の横ばいから上昇トレンドに戻るまで】

今回の銘柄は【5406 神戸製鋼所】です。

日足

日足

■ オレンジの上であることから週足は上昇が強い局面
■ 線の順番は、緑が青まで割り込んでおり、紫をギリギリ割らなかったが1800円が一旦のゴールなので、1800円越えを売ってみて、ここからスッと下げるようなら売り継続だが、横ばっているので一旦危険なのでと手仕舞いをしている所だと思う。
■ 緑の高値安値は上昇。
■ オレンジと500日線が下から上がってきているのに青と紫が上から下がってきているので、週足は上がった先での横ばいなので、高値圏なのかどうかを確認する。

週足

週足

上がって横ばっている箇所ではあったが、高値圏ではなく中値圏。どちらかと言えば底値が近いので、大底を600円とした底値圏の戦い方をした方が良さそう。

直近高値 1900円
直近安値 1500円
天井   2250円
大底   600円

建玉

練習結果

①2-0

日足だけを見れば1800円越えを取り敢えず売って、再度赤の上に出られたが、ここはもう一度売りのチャレンジをして良い所なので、少しだけ売り。
しかし、週足でオレンジを緑が再度割り込み、青とも交差したので600円まで下落してよい所を下げずに再度緑が全部の線の上に出ているというのは強いので、ここからスッと下げて緑を割らないようであれば売りは撤退して、押し目からの買いを狙いたい。

②0-0

下げて欲しい所で下げずに横ばったので、緑が青を抜いてきた。青タッチまでは下げる可能性はあるも、オレンジの上で緑の安値切り上げの1回目となっているので、売りは危険。買い場を待つ。

③0-1

1750円辺りでの緑タッチから買いたかったが、そのまま上に行ってしまうとおいていかれそうなので、順張りで1だけ買う。青タッチまでは買いで戦えるので、緑タッチ、青タッチで追加予定。

④余談1

1しか入れられなかったが、レンジの出口を捉えられたとして良しとする。
週足でみれた1900円と1300円の横ばいが継続するようならば、緑は紫まで割って、ワンターンではなくても1300円までは下ってよかった所をここまで来ているので、1900円の横ばい上限は売らずに、トレンドが出るとみて戦う予定。

⑤0-1

赤を割ったので利確。既に上昇トレンドに入っていると思うが、緑が青を越えてからワンターンで2000円まで到達している・上昇3か月目なので、緑タッチで3に追加予定。仮にこのまま行ってしまうとおいていかれるので1だけ入れる。
前回緑の安値はギリギリ紫の上だが、青の下で決まっている。という事は、今回は紫を割れてオレンジタッチ辺りまでローソク足が下げても、局面はっ前回と同等なので、積極的に買いで戦うと決める。

⑥0-3

緑タッチなので予定通り追加。
次に入れるなら青タッチ。

⑦余談2

青を一旦緑が割ってからワンターンで上昇3か月目。2000円の節目付近で、一度赤を割った後の再度の赤上陽線で前の高値付近なので、この辺りから売りが湧いてくるとは思う。なので、2100円を越えずに再度赤をローソク足が割ってきたら、一旦手持ちの買いを手仕舞いして、横ばいの戦い方にシフト。しかし売りはしないので、前の安値1900円を横ばいの下限と仮定して買っていく。

⑧0-1

横ばいに入ったのかな?と思うので、1900円から買い下がりたいが、上昇のトレンドはまだ崩れておらず、このまま上昇されるとおいていかれるので1だけ入っておく。

⑨0-3

1900円に到達したので追加。

⑩0-4

青タッチをしたが、前回と位置がほぼ変わらず、平均コストの優位性も変わらない、且つ、前回の緑の安値は紫の上だが青の下なので、今回も紫割れの陰線までは積極的に戦える。玉を積む意味で1だけ追加。
次の追加は1750円。ここまでは戦える玉
オレンジタッチまで下がってしまうと緑の居所が悪くなってしまうかもしれないので、その場合はコストを1800円より下に下げて逃げの建をする。しかし、緑の下げの角度が前回よりも緩くなっているので、多分大丈夫なはず。

⑪0-0

時間制限なので、赤を割った陰線で一旦終了。
この後のシナリオは、再度上昇トレンドが復活するとみてここでも買い直し上昇を狙うが、高値圏ではないので確率は多少低いが三尊天井になる可能性も否定はできないので、緑タッチを買ってみて、上がってよい所で上がれなかったら怪しいので手仕舞い。仮に再度レンジ下限である1900円まで下がってきたら、その時はローソク足が青を割っていることになるので、前回は青を割っていなかったので弱くなっていると判断し、コストを青の下に持って来て逃げの建玉をすると決めて終了。

感想

⑤と⑧で買い直した所だが、週足で中値圏だったので買いをいれられたかなという印象。数は少なくという危機管理は無意識に出来てはいたが、週足で高値圏であった場合は、せめて緑タッチからのエントリーに抑えないと逃げきれなくなる可能性が頭にあまり無くトレードをしてしまったなと反省。ここは見逃して、緑の上で赤が安値を切り上げることになるローソク足を見て、勢いが強くなったのを確認してから入るでも良かったかなと思いました。

現在の日経もあと半年はきっと横ばい。しかも現在の日経はかなり歪な横ばいを形成しているので、積極的にトレンドが出るであろう方向に玉を入れすぎるのには注意しようと思います。
今年は何とももどかしい1年ですが、来年のトレンド相場に向けて…(下落トレンドだったら結局大きな値幅はとれないダラダラ下げになってしまうかもれませんが)来るべきチャンスの時には大きく取れるように確実に生き残っていようと思います。


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