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自己紹介、私(おさかな)について

◆まず、note執筆のきっかけ


現在28歳、転職をして東京の企業に就職をして5年経ちます。

転職をしてから感じたことですが、生まれ育った環境が周囲と少し違う、自己紹介をしても珍しがられるため、私の経験をまとめれば面白がってくれる人がいるかな、という淡い気持ちでこのnoteを執筆しようと思い立ちました。

これから私の経験を通して学びになったことも発信していこうと思っています!

ということで、まずは簡単なプロフィールをご紹介します。

◆ざっくりプロフィール


名前:おさかな
趣味:お魚を食べること
※さかなクンさんが好きなので名前もおさかなにさせてもらっています!
性別:男性
最終学歴:大卒(お魚の勉強)
出身地:関西
現職:IT営業

うんうん、おさかなが好きなこと以外はごく普通な経歴ですね。

では、ここからストーリーっぽく、私の経験を幼少期からさかのぼってお話をいたします!

・地元編


地元は関西のド田舎。一般的にテレビで田舎と揶揄される景色を思い描いていただければと。
遊びといえば、友達と野球かサッカー、虫取りや魚釣りといったアウトドアの中で育ってきました。自然が遊び場というやつですね。朝から晩まで全力で遊んでいた記憶があります。

また、両親の家系が漁師と農家畜産というこれまた田舎の代表格。船に乗せてもらったり、お米や野菜を育てたり、家の隣には牛豚鶏がいたり。
生まれたころから高校を卒業するまで、生き物が身近な環境で、「何かあれば農家か漁師になればいいや~」くらいに割と何も考えずのほほんと暮らしていました。

突然ですが、地元編での私の転機は2つあります。地元で就職すればいいかなくらいにしか考えていなかったのですが、高校在学中に偶然二つの経験をします。

それは部活での全国大会出場、さかなクンさんとの出会いです。

では一つずつお話をしていきますね。

まず、部活の全国大会出場について。これはほんとに運が良かったですね。笑
私はもともと中学までで野球に一区切りをつけて、高校ではハンドボール部に所属をしていました。
ただ、人間関係が良くなく、先輩からのいじめもあって逃げるような形で辞めてしまったんですよね。(今振り返ればですがほんと辞めてよかった。。。)

ハンドボール部を辞める前には、クラスメイトに野球部が多く、「一緒に野球をしよう」と誘われたこともあり野球部への転部を決めました。

正直自分に自信が無かったのですが、劣等感の塊だった自分を変えたいという思いで野球部に飛び込んだ覚えがあります。
練習はほんときつかったですが、幸いなことに最上級生になった時にはレギュラーに定着、周囲はスタープレイヤーばかりでしたが、なんとか9番バッターに食らいつき全国大会出場も果たしました。

次に、さかなクンさんとの出会いについてです。直接お会いをして話をした訳では無いですが、地元に講演会で来ていたんですね。
漁師町ということもあり、確か当時は毎年来てくださっていたと思います。

その際に、「魚が好きだけど、漁師以外の道(さかなクンさんのようなキャリア)もあるんだなぁ」と考えるきっかけとなりました。
「将来はさかなクンみたいになりたい!」という気持ちが芽生え大学進学を志します。

ただ、そこには大きな壁もありました。私が通っていた高校は特に進学高でも無い、両親も大学に行ったことが無く、圧倒的に大学に関する知識がありませんでした。
まずは母親に相談をした記憶がありますが、魚の勉強をしたいということで必死にリサーチをしてくれ、受験勉強をスタートしました。

受験勉強のノウハウが無い中でしたが、「自分にできることは何か?」時間的に勉強のスタートが遅かったので、「やらなくてもいいことは何か」を考えた結果、ギリギリではありましたが大学に無事入学をすることが出来ました。

部活とさかなクンさんとの出会いについて、
部活での小さな成功が自信になり、自分がなりたい自分へ挑戦する気持ちへとつながるということを経験を通して学びました。本当に私は運が良かったと振り返って感じます。

さて、続いては進学編です。

・進学編


勢いで受験をして合格し、関西を離れて遠くの地方国立大学へ進学しました。
もちろん、友達もおらず未開の土地で一人暮らし。不安で押しつぶされそうになった覚えがあります。

ここでもいろんな人の助けやきっかけを頂きながら、人生が思わぬ方向に流れていきます。

まず、驚いたのが今まで触れてきたことが無い人たちの出会いです。私はド田舎の限られたコミュニティで生きてきたので、都会から進学で来ている人とのお話しは刺激的でした。
また、総合大学ということもあり、その他学部の同期ともお話をする機会が講義を通してあり、人の幅の広さ、学問の広さにワクワクをした覚えがあります。

私は魚をきっかけに大学へ進学をいたしましたが、今では大学に進学し自分の視野を広げられたことには本当に感謝をしています。
大学に言ったほうがいいと世間一般では言われていますが、目的が無くても間違いなく進学したほうがいいと思います。それは、私の経験則ですが見える世界が格段に広がります。自分の選択次第でいくらでも可能性は広がっていく感覚を得られる場所だと今でも感じています。

また、大学時代の活動として、引き続き野球部に所属、趣味でマラソンを始めました。
野球は私の成功体験の一つでもあったので、レギュラーどうこうよりも自身で考えてしっかり取り組もうという意識で4年間継続をしました。
その他マラソンにも取り組んでおり、日々コツコツと練習をして年に数回友人と市民大会に出場したりと、そのほかのコミュニティにも積極的に所属をし人との繋がりを大事にしてきました。

最後に、今後の就職編に繋がる出会いについてです。
もともと私はある研究がしたいと考えており、希望の研究室に配属される前から足繫く通い、研究室の先輩方とも研究について教えてもらったりとやり取りをしていました。
ですが、いざ配属となった時に勉強が誰よりもできるわけではないので、成績で希望の研究室は行けず。。。
大きな絶望をここで味わいます。

なんと、悪いことは続くもので、当時一番のブラック研究室と呼ばれるところに配属をされてしまい、私の学生生活は思わぬ方向へと進みだしました。

ですが、結論ここで出会った教授やドクター、マスターの先輩方、同期に恵まれ、大変な思いのほうが多かったですが、非常にメンタル面、研究を通して論理的思考を磨かせてもらいました。

研究生活も蓋を開けてみれば非常に毎日が興味深く新しいものとの出会いで、実は一気にのめり込んでしまいました。
振り返れば、初めて強く興味を持ったのが「おさかな」でしたが、案外どんなことも掘り下げてしまうと強く興味がもてるもんなんだなと感じています。

生まれたときに目の間に自然が、おさかながあったから興味を持っただけで、案外その他ものが生まれたときに目の前にあれば、それに興味を持っていたのかもしれませんね。
ほんとに何に出会うのかというのは大事ですね。

ということで、研究では分子生物の領域を専門として、遺伝子やタンパクについて研究をしておりました。そこから、魚から少し興味がずれて、就職編へと話しは移ります。

・就職編


研究に没頭していたこともあり、研究への道も視野に入れていました。ただ、研究者は狭き門。果たしてその数パーセントの確率に自分の人生を投資できるか問うた時、正直そこまでの熱意で自信をもって答えられませんでした。正直ビビってしまったのです。

将来に対して悶々としている時に、ふと研究室のOBで公務員試験を受けていた方と話をする機会がありました。「受けていた」だけで実際には公務員にはならず、地元の検査センターで仕事をしているらしく、たまたま教授に会いに来ていただけですが、学生時代のお話を伺いました。

その際に、公務員という道でこれまで学んできた分野を活かせる道があることを知り、
「自分の経験を活かして公務員できるなんて最高では?」と考えるようになりました。

それからは、部活の参加頻度も落とし公務員試験の勉強を開始しました。元々真面目に勉強していたこともあり、理系科目はほぼ大丈夫そう、専門試験も自信が好きな分野だったため試験に出そうな範囲をリサーチして勉強、数的処理など経験が無いものを重点的に勉強しました。

また、研究と並行しながらでしたので、例えば少し研究室に早く行って勉強する、お昼休みに勉強する、PCRなどの実験の合間に勉強する、などコツコツ勉強を積み重ねました。

いざ公務員試験当日。緊張はしましたが、教養試験、専門試験、面接試験と何とか終えることができ、全体の4位で最終合格をすることができました。
さらに官庁訪問を経て無事採用となり、大学卒業後は華々しい人生が待っているとワクワクをしながら残りの研究生活に没頭しました。

大学卒業後、詳しくはまた触れたいと思いますが、私は公務員を1年で退職。結論、今まで自由に勉強をしてきたところから、公務員という環境のギャップに上手くなじめずメンタルダウンをしてしまったのです。

・転職編


次の就職先が決まっていないのにも関わらず、逃げるように退職をした私は絶望のどん底でした。焦って就活をするも、そもそも就活の経験が無く内定がもらえない日々が続きました。
ある時、ITベンチャー企業からスカウトの連絡をもらい面接を受けてみることに。当時はスカウトをもらうことなどなく舞い上がった自分が懐かしい。。。
人事の経験もあるので、今思えば結構誰にでも送っているものだと気付きますが、転職活動をしている時には気付くこともなく、ホイホイと面接に向かうのでした。

公務員を経験していたのでベンチャー企業など考えたこともなかったですが、いざ担当者と会話する中で、事業のスピード感、社員それぞれが主体的に頑張っている姿を見て、「素直にここで頑張ってみたい!」と感じる企業に出会えたのです。

面接を通してところどころ「ブラックなのか...?」と感じる部分もありましたが、
一度人生逃げてしまったので「何があっても耐え抜いてやる!気合いだ!」の精神で入社を決めました。

転職をして5年たちますが、今の会社でなければ人生どうなっていたか本当に不安になります。というのも、つらい経験のほうが多かったですが、様々な経験を積むことができ人生で経験することなんてないと思っていた「上場」も、営業部の立ち上げから携わり、仲間と喜びを分かち合えることができました。

詳細はまたまとめようと思いますが、過去の小さな成功を自身に、困難な課題へと挑戦を積み重ね、心が折れそうな時にはたくさんの人に助けてもらいながら人生を突き進んできました。

今現在、仕事はかなり落ち着きましたが、過去の経験をもとに日々小さな挑戦を心がけています。
それは、仕事においてもそうですが、プライベートでは幸いなことに昨年結婚も致しました。少しづつですが、
・副業について
・株式投資について
・営業について
・人生観について

などもしっかりと取り組んでいこうと思います。

経歴だけを見るとすごいと言わることも多々ありますが、中身はほんとたいしたことないやつです。ただ、これまでの経験を通して、小さな成功を積み重ねること、それによって自分なりに自信を持って人生を生きていくことについては少しだけ強みなのかなと思っています。

今私のnoteを読んでくださる方々には
私の経験を通して学んだことなどをアウトプットしながら一緒になって成長をしていけたらと思っています。


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