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コッコたちの卵のおかげで親切を受け取った話

生後150日(約5ヵ月)でたまごを生むようになるそうですが、
うちのコッコたちはもう少しかかりました。

第1号のプリちゃんが生むようになると、
それから2~3週間ほどで11羽みんなが
ポンポン生むように!

朝の産卵ラッシュで出待ちしてるコッコたち
生んだら出ていくようくちばしでつついて催促している。
下の産卵箱に4羽イン

何の加減なのかはわかりませんが、
このときはみんな下の産卵箱が好きみたい。

さて、
毎日1個ずつ生むというわけではありませんが
それにしても平凡な核家族では消費しきれないたまごたち…。

これどうする…?
(何も計画していない理由はこちらをご覧ください)


初卵はたまに双子ちゃん

ニワトリのたまごは出産ではなく、
人間でいうところの排卵に当たるそう。

最初のうちしかお目にかかれないという双子ちゃんたまごがこちら。

仲良くくっついている双子ちゃんの目玉焼き

こんな珍しいものを見せてもらいつつ、
卵料理をこれでもかというほど堪能しまして…

物価高でちょうどたまごが1パック300円越えの時期だったので
とてもありがたかったです。

しかし…
それにしても…

一家庭の消費量じゃない

よし!ご近所に配ろう!

ごく自然な発想でご近所の方に差し上げることにしました!

生産者と生産コッコの顔が見えるたまごということで、
みなさんとても喜んでくれました。

田舎なので畑をやられている方が多く、
お返しにととれたて野菜をいただくことも!
コッコたちにはくず野菜をたんまりくれました。

他にも、

  • 手作りお菓子

  • 手作りパン

  • 廃棄のおから

  • お庭の柿や栗

などなど、ありがたくちょうだいしました!

草おかわり!

長男が暗くなっても帰ってこなかったときの話

たまごのお返しをいただいたことは本当にありがたかったのですが、
ご近所の方とお話するきっかけができたこと、
距離感が前より近くなったことに助けられたことがありました。

ある日、ご近所のお友達と虫取りに出かけた長男が
門限を過ぎても帰ってきませんでした。
外は薄暗くなり始めており、
公園に行くと言っていたのにそこに姿はなく…。

そしたら、たまたま畑仕事をしていた
近所のおじさんに会いました。
いつもは黙々と作業されているその方がふと顔を上げて、

「この前はたまごありがとうね!」

と言ってくれました。

おおげさかもしれませんが、
そう言ってくれたことが救いだったんです。
たまごをお渡ししていたから声をかけてくれて、
私もおじさんに聞くことができたんです。

「うちの子見ませんでしたか?
まだ帰ってこなくて…○○くんと一緒なんです」

私がちゃんと見てなかったから…
帰ってくるだろうと思って声かけしなかったから…
もしきっかけがなかったら、そんな罪悪感に引っ張られて
(とりあえずもうちょっと一人で探そう…)
と思っていたでしょう。

「いや、見てないけどね。」

そう言っておもむろにスマホで誰かに電話をかけるおじさん。

しばらくすると現れたのは
長男と一緒にいるはずのお友達のおばあちゃん。

おじさんがおばあちゃんを呼んでくれて、
一緒に探してくれたんです。

さいわい、それからすぐ子どもたちは自分の足で帰ってきました。
(虫探しに夢中になっていたようです)

「ごめんねぇ!ありがとうね!」

とお友達を連れて帰るおばあちゃん。
笑顔で手を振って別れたおじさん。

当たり前なのかもしれませんが、
おふたりとも気持ちよく協力してくれたんです。

もちろん、たまごがなくたってそうしてくれただろうと思います。

でも、私は
たまごのおかげで、
ご近所さんの親切を受け取ることができた
んです。

感謝せえよ

次回、11羽のチキンシスターズをご紹介

たまごの副産物は、
私たちのような核家族にはとてもありがたい
地域とのつながりでした。

というまじめな話をしてしまったので。。

次回は11羽のチキンシスターズを紹介します!
お楽しみに~
と言いつつ、書くのをいちばん楽しみにしているのは
私でしょうね(笑)

サポートいただけましたらコッコたちの餌代にあてさせていただきます!どうぞよろしくお願いします。