![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136016611/rectangle_large_type_2_2d047d0746c2ed05d2582c437a3aad2f.jpeg?width=800)
破天荒おじさんが急にひよこを持ってきた話
ある日突然、ひよこが我が家にきたことがある人います?
うちはあります。
なんなら2回目です。
2023年4月末、破天荒おじさんが急にひよこを持ってきた話を聞いてください。
※ちょっと衝撃的かもしれませんのでご注意ください。
破天荒おじさんはだいたいアポなしでやってくる
破天荒おじさんとは、夫と十年来の付き合いがあるちょっと変わったおじさんである。
もちろんたいへんお世話になっている方です。
だいたいアポなしでやってくるのは慣れたのですが、その日は段ボールを抱えてやってきました。
「ピヨピヨピヨ…」
段ボールの中から聞こえてくるあきらかな生き物の気配…。
![](https://assets.st-note.com/img/1712109819636-bWD14iNhdM.jpg?width=800)
生餌…かな?
と思いました。
私が残酷なのではありません。
うちでは猛禽類を飼っているので、たまにこういうことがあるんです。
かわいいひよこたちに子どもたちはメロメロ。
「かわええやろ~。ゴトウモミジや。」と言い残しておじさんは去った。
え?
これどうするん?
この子たち、私が生かさなきゃ
結論からいうと、生餌ではありませんでした。
夫が「いつかニワトリを飼いたい」という話をちらっとしていたらしく、それでプレゼントしてくれたようです。
ひよこのプレゼント、慎重に。
もちろん何の準備もしていなかったので、
慌てて餌を買ってくることに。
ヒナ用の餌をジャムのふたなどの浅い器に入れて、
水を混ぜて離乳食っぽくします。
4月末とはいえ夜は冷えたので、弱ったひよこは食べる元気がなく、
体を持って餌皿にくちばしを近づけて食べさせてあげます。
給水器は百均のプラスチック容器で自作。
しかし、初動が悪かったのか自然淘汰なのか、次々に倒れるひよこたち…。
私は思った。
この子たち、私が生かさなきゃ。
夫の靴下はひよこの湯たんぽに使えるよ
この話、いろんなところでしてるので相当私が嬉しかった話だと思って二度目の方は聞き流してください。(笑)
![](https://assets.st-note.com/img/1712112271480-uVAvddSTXS.jpg?width=800)
こちらはお湯を入れた500mlのペットボトルにいらない靴下をはかせたもの。
あったかいのでみんなこぞって暖をとりにきています。
穴が開いて用済みと思われた靴下も、ほこり掃除や靴磨き、ひよこの湯たんぽにも再利用できますよ。
生き残った11羽のシスターズ
破天荒おじさんがくれたひよこは、全部メスだそうで。
11羽の姉妹が生き残りました。
ここからは我が子の成長を見守る気持ちでご覧ください。
![](https://assets.st-note.com/img/1712113433164-aTW8bwBFKs.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1712113528583-GvUHpkLCWh.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1712113640336-l38jTDu7Oc.jpg?width=800)
段ボールハウスはすぐ破壊されるので3代目
![](https://assets.st-note.com/img/1712114127212-XREXs4Lmj8.jpg)
え、待って。
11羽?
ぜんぶめんどりになるの?(当たり前です)
まんまとひよこの生存戦略にハマったことに気づいた私。
「かわいい」は生き延びるための術だったというわけです。
でもさ、彼女らはほんとただ生きてるだけ。
嘘もない、裏もない、素直に自然とともにあるだけ。
人間という生き物を育てているかたわら、
今では立派なめんどりになった彼女たちからも
学ぶことはたくさんありそうです。
次回、夫のDIYスキルが爆発
それにしても…
え、鳥小屋いるよね?
というわけで、夫のDIYスキルがぞんぶんに発揮された
ニワトリ小屋の話を書こうと思います。
サポートいただけましたらコッコたちの餌代にあてさせていただきます!どうぞよろしくお願いします。