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良い制作道具#01 ブラシエイド

制作過程をまとめるnoteを書こうかと思いましたが、今手をつけているものが終わって、新しいものに取り掛かるタイミングでの投稿のほうが良かろうと思って閑話休題的な内容を。

今回は道具の話です。といっても、素人制作において「買ってよかった」程度のものです。何か具体的な検証があってのおすすめではないので、その点はご理解いただきたいところ。

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さて、取り上げるものはというと「ブラシエイド」という製品。模型関連の製品に多い、萌系のイラストですね。。。最初はこういった製品をレジに持っていくのが気恥ずかしかったですが、今は慣れました。それよりも便利さが勝った。

これは、模型作りにおいて筆を使って塗装を行う場合に使うものです。簡単に言えば、筆を洗うための洗浄液になる。

模型の塗料は、水性アクリル塗料やエナメル塗料などを用いる。エアブラシを使って塗装を行う人が多いから筆の出番は少ない。私は筆ですべて塗装するため、作り方としてはマイノリティーなのだろう。なぜ筆?ということには理由があって、小さな子どもがいるから。どうしても匂いが出るし、粉末が部屋に飛ぶのは避けたいという理由。子持ちモデラーは案外塗装時に気を使うのだ!というわけでの全部筆塗り。どんなに小さかろうが、細かかろうが、すべて筆。となる。

さて、筆をつかって模型用塗料を使う場合、とにかく筆の洗浄がめんどくさい。違う色を使うたびにしっかり洗う必要があるからだ。しかも模型用塗料は水道水で洗っても取れない(ものが大半。一部シタデルカラーとかはそうでもないけど)。そのため、一般的には「薄め液」(注1)という無色透明の液体で筆を洗って、キッチンペーパーなどで拭ってから別の塗料を使う。このようにきっちり洗浄しないと色が混ざったりする。混ざったままで塗ると、プラモデルの上で色が混ざり、下手するとナチュラルマーブル塗装とかになるから大変。

注1:文字通り、塗料を薄めるために使う液体。シンナー系のためトベるにほい。基本的によく売られている塗料はそのまま使うと濃いので、薄め液(塗料の種類に応じて違う)で2倍程度に希釈して用いる。

薄め液の弱点は次のような点がある。
・薄め液という名前だけあって、使ったあとはしっかり拭わないと、次に使う色が薄まってしまう。
・小皿に取り出して使うとやたら匂いがする。
・小皿に取り出した状態で筆を洗うと、次に使う時には揮発していて使えないことがある。
・一度使った薄め液で再度筆を洗うとうまく洗えない。

正直言って不満だらけだ。というわけでおすすめなのが、ブラシエイド。これがあると上記の不満がすべて解決する。使い方は至極かんたん。色のついた筆をジャブっとつけて、かき混ぜて引き上げる。あとはキッチンペーパーか何かで筆を拭えばOK。何度使っても大丈夫だし、蓋付きのボトル形状なので取り扱いも便利。揮発もなし。はっきり言って神です。加えて言うと、詰替え用のボトルもあるし、値段も控えめ。筆塗り派にとってみれば、買わない理由がない品と言える。

というわけで、いきなりマニアックな筆洗浄の話になってしまった。今度はニッパーとか代表的な制作ツールについてのnoteを書きたいと思う。



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