ヒイラギ

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ヒイラギ

ツイッターでもくだらないこと言ってます→@hiiragi1005rei 模型づくりについてダラダラ書いてるnoteです。ガンプラ見るとニヤニヤしながらウッシッシって笑います。

最近の記事

最強の兵隊(2)

(前回までのあらすじ) ビジネス誌「週刊東洋ビジネス」の三谷は、ダメ新人記者だった。小さな記事のネタすら発見することができず、デスクから叱責される毎日。新人記者は通常、小さな記事を何本も書いて実力を養ってはじめてまかされる「企業もののレポート」がアサインされた。平たく言えば、伸び悩んでいる新人記者に対する荒療治なのだが、取材スキルなし、人脈なし、筆力なしの新人記者三谷はどうするのか?運命やいかに。 タイムリミットは大盤振る舞いの3週間三谷は、夏が近いことを感じさせる空気を

    • 最強の兵隊(1)

      三谷にとって、水曜日はもっとも憂鬱な日だった。 一週間の真ん中だからというわけではない。水曜日はデスクと編集長が集まる「編集会議」があるからだった。 決まって憂鬱な水曜日。三谷は、普段よりもずいぶんとゆっくりした速度で駅から社屋までの道を歩いていた。 三谷が所属する「週刊東洋ビジネス」では、毎週火曜日にデスクが受け持つチームごとに小さな”案出し”のミーティングが行われる。通称、デスクミーティングだ。兵隊である記者たちが日々の取材から得た情報をもとにして、特集やレポートの

      • 思い出ラーメン

        ただ単位を取るだけのために参加する講義。当然、やる気も教科書もない。そのくせ教授は広い教室を見回す嫌なタイプなので漫画も読めない。できることは窓際に座って、外の景色をぼーっと眺めることぐらいだ。 はやく終わらないかな。 こういう時、アナログ時計の秒針は何かの呪いでもかかっているんじゃないかというぐらい、動きが遅い。コッチ、コッチ、コッチと時を刻む。 隣では俺と同じように魂が抜けた顔をした友人Aがいる。バイトのシフト表を眺めてる。大方、彼女いつデートしようとか考えているん

        • 3人の師匠

          なんとなく、私が世話になった師匠についてまとめる。 「文章を書くこと」についての師匠だ。 私は文章を書いて、生活するカネを得ている。といっても、そういった世界の隅っこの方でギリギリ息をしている程度の小物だ。けれども、そんな小物にだって師匠はいる。今回はその人達の話。 私はかつてある会社の広告制作部門にいた(申し訳ないが会社名は伏せる。なんだか師匠たちに悪いかなという気持ちがあるので)。より詳しく言えば、広告の制作・進行管理を行う部門。純広告やタイアップ広告などを手掛けて

        最強の兵隊(2)

          100均はガンプラ作りのパラダイス!

          にほんブログ村ランキングに参加しました。ぜひワンクリックを! 模型を作るときに、なにかと出費がかさむのが道具だ。良いニッパーを1つ買おうとすれば、それだけで5000円吹き飛ぶことだってある。ガンプラを作る人間は、キットを買うことにお金を注ぎ込みたい。そして、できれば道具にはお金をかけたくない(でも機能性はゆずれないというわがまま)というのが偽らざる心情だろう。そんなときに活用するのが100均だ。私は模型作りをするようになってから、ダイソーとセリアには足を向けて寝られないほど

          100均はガンプラ作りのパラダイス!

          わずか1分で複雑な文字の画像をイラストレーターでパス化するTIPS

          にほんブログ村ランキングに参加しました。ぜひワンクリックを! スキャンした画像としての文字。これをイラストレーターでパス(図形)として加工したいというニーズはある。普通だったらフォトショップ を立ち上げて、選択ツールを駆使してパス化して、それをイラストレーターで展開するという作業が必要になる。と、思われている。実際、ウェブでやり方を検索すると大体その方法が示されている。ぶっちゃけこの方法、キレイにパスは取れるが、むちゃくちゃ時間がかかる。ペンツールを使って切り抜きしようもの

          わずか1分で複雑な文字の画像をイラストレーターでパス化するTIPS

          ガンプラづくり#2-2 ニッパーの使い方と「2度切り」の必要性について考える

          にほんブログ村ランキングに参加しました。ぜひワンクリックを! 今回の投稿は、ガンプラ作りにおいて簡単そうに見えて、奥が深い「ニッパーの使い方」について。といっても、私の浅い経験と知識で得た感覚による部分が多いので信じるかどうかは読む人に委ねます。 さて、ガンプラ作りで「2度切りするとキレイにガンプラが作れる」ということがまことしやかに言われる。2度切りとは、パーツをランナーから切り取る際に、1回目の切断ではゲートを残して大雑把に切り、2回目の切断でキレイにゲートを切り取る

          ガンプラづくり#2-2 ニッパーの使い方と「2度切り」の必要性について考える

          ガンプラづくり#02 全切りでパーツ切り出し

          にほんブログ村ランキングに参加しました。ぜひワンクリックを! 制作過程を追っていくnote。ちょうどRG(リアルグレード)のガンダムマークⅡを組んでいるので、それでまとめようかなと思い執筆。はっきりいって強敵。だってRGだから。パーツ数多いし、パーツは細かいし、シンプルに言って修行。もっとも、素組みでも十分かっこいいというふれ込み通り、パーツにはこれでもかって言う情報量(モールドやパーツ分割)、色分けがあったりと豪華な仕様。組んでいる最中からテンションブチ上がりのキットでも

          ガンプラづくり#02 全切りでパーツ切り出し

          良い制作道具#02 接着と溶着は違う

          にほんブログ村ランキングに参加しました。ぜひワンクリックを! 今回はちょっとマニアックだけどまじめなお話し。接着剤についてです。おそらくガンプラを作る人は最初買わないと思われる接着剤。というのも、最近のガンプラはパチ組みと言って、接着剤なしでしっかり組み上げられるようになっているから。ここにはパーツの精度が上がっていたり、関節部分にポリキャップを使ったりとバンダイの創意工夫があるのです。 さて、そんなわけで、ガンプラ作りで「ちょっとレベルアップしたいかも」という人が揃える

          良い制作道具#02 接着と溶着は違う

          良い制作道具#01 ブラシエイド

          制作過程をまとめるnoteを書こうかと思いましたが、今手をつけているものが終わって、新しいものに取り掛かるタイミングでの投稿のほうが良かろうと思って閑話休題的な内容を。 今回は道具の話です。といっても、素人制作において「買ってよかった」程度のものです。何か具体的な検証があってのおすすめではないので、その点はご理解いただきたいところ。 さて、取り上げるものはというと「ブラシエイド」という製品。模型関連の製品に多い、萌系のイラストですね。。。最初はこういった製品をレジに持って

          良い制作道具#01 ブラシエイド

          ガンプラづくり#01 制作工程管理

          これからガンプラ制作のことについて、順を追ってまとめる! とは言っても、私は素人モデラーなので偉そうなことは言えない。私なりに制作上注意しているポイント、といったライトなものだ。 はじめに言いたいのは「制作工程管理」こそが大事であるということ。キットを購入して、完成させるまでの道筋を管理することと言い換えても良いかもしれない。 ガンプラづくりと言っても完成形は様々。素組み(注1)だけして飾って楽しむのか、おもちゃ変わりに色々なポージングをさせるのか、はたまたガッツリ塗装

          ガンプラづくり#01 制作工程管理

          HGかRGか

          HGはハードゲイで、RGはリアルゲイだフォー! って思っている人は疲れてます。かえって寝ましょう。

          どこで買うのさ、ガンプラを

          にほんブログ村ランキングに参加しました。ぜひワンクリックを! ガンプラを買いたいとなったらどこで買うのか。最近ならアマゾンでポチればすぐに買える。私もよくお世話になっている。 でも、これはメリットとデメリットがある。 メリットはもちろん、早いこと。そしてマーケットプレイスも含めれば、買えないモデルはないという品揃えであること。これらに尽きる。 一方でデメリットもある。それは完成した状態を箱絵からイメージできないこと。個人的に、実際に組み上げてみると「あれ?イメージと違う

          どこで買うのさ、ガンプラを

          HG、MG、RG色々あるけど...「好きなものをつくろうよ」

          ガンプラとひと口に言ってもグレードや、機体などたくさんの種類がある。 すこし調べてみると、累計販売総数は5億個。ガンプラは全体で2000種類以上にもなるという。そんな中から何を選んで作ればいいのか、という悩みは当然出てくる。 ガンプラを作る人のなかで「積みプラ」という言葉がある。これは、ひとまず気になるものを買い溜めておいて、作るのは後回しになっていることを指す。これだけ種類があれば積みプラをするのもうなずけるはず(と信じたい)。また、ものによってはすぐに売り切れてしまうモ

          HG、MG、RG色々あるけど...「好きなものをつくろうよ」

          作ることが好き。それだけ。

          思い立ってnoteを執筆。内容は趣味でやっている模型制作について。 といっても、機動戦士ガンダムシリーズのプラモデル、通称「ガンプラ」以外ほとんど作っていない。 おそらく世間の大多数の人にとって、模型作りなんて朝飯に何を食うかよりもどうでもいいものだろう。 だが、どうでもいいことだからこそ熱中できる。我を忘れて、時間を忘れて没頭できる。嫌な仕事や、なんだかめんどうくさい(時もある)家事ではなく、人生において無駄なことに時間を使う。これが、実は心にとってはプラスに働くのでは

          作ることが好き。それだけ。