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名だたる企業とコラボする「OMOSHIROI BLOCK」新シリーズ!トライアードが手掛けるさらに斬新なプロダクト

株式会社トライアードが開発した「OMOSHIROI BLOCK(オモシロイブロック)」が、日本をはじめ世界からも注目を集めています。もともと建築の模型を製作する同社が、その精密な技術を生かしたものづくりをと考えて誕生したこのアイテム。代表取締役の堀口英人さんに、「OMOSHIROI BLOCK」に込める想いや、新たに展開する「桜シリーズ」についてもうかがいました。

世界へ向けて日本の魅力を発信

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代表取締役の堀口英人さん

マンションなどの建築模型を手掛ける会社として創業21年の歴史を持つトライアード。創業後しばらくして出演した『TVチャンピオン』(テレビ東京系)の「建築模型王選手権」で同社が優勝を果たし、一気に注目を集めるようになります。

「一貫したテーマは“空間”です。マンションや街並みを模型で表現することは、その空間の有用性を検証したり、空間全体の魅力を多くの人に伝えたりということが可能です。弊社もそういった魅力発信の一助になれればと事業を展開してきました」。

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マンション模型製作は同社の主軸のひとつ

名だたる企業や官公庁、自治体などから依頼を受けて模型製作を進める中で、その目線は徐々に世界へ。空間デザインを通して日本の魅力を世界へ伝えていきたい、と考えるようになります。これまで培った精密なものづくりの技術力を生かしながら、日本の魅力を伝えるには…と考えて行き着いたのが「OMOSHIROI BLOCK」でした。

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同社のものづくり技術を生かした緻密な製作加工

「立体を表現するのが得意なので、その強みを表現にどう生かすかと話し合ったときに1枚1枚積み重ねていくことで緻密な表現ができるのではないかと考えました。さらに紙自体をめくっていく中で、どんどん形が現れていくのも面白いなと。最初は百科事典にしようと考えたのですが膨大なページ数になると判明し(笑)、実用性のあるものをと追求してメモパッドにしました」。

斬新なコンセプトと驚きの仕掛け

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紙1枚1枚にこのようなデザインが施される

「OMOSHIROI BLOCK」のコンセプトは“Memory(メモリー)×Moment(モーメント)×彫刻”。日本を代表する風景や文化などをこの1冊に閉じ込め、旅の思い出や日本文化の新たな楽しみ方を提案します。
1枚1枚細工を施した上質な紙(メモ)が重なり、1枚ずつめくって剥がすことで徐々にその全貌が明らかになるという仕掛け。旅の思い出を表す“メモリー”、1枚ずつ使っていく“モーメント”、そして最終的に現れる“彫刻”の3つの頭文字を取って「メ・モ・ちょう」になるという、小技の利いたコンセプトも実におしゃれです。

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海遊館②

「めくっていただく紙の質感や、日本的な色合いにこだわりました。さまざまな年齢の方にお使いいただくことを想定しているので、どなたが使われても同じような美しい商品が現れるよう、厚みやめくり心地にも配慮。重要文化財などCADのデータがない建造物も現地に行って測量し、写真を撮って再現することもあります。例えば大阪城なども、細部にまでこだわったデザインをこの1冊の中に落とし込んでいます」。

これまで見たことがない斬新な構造や緻密な設計、想像が膨らむコンセプトなど、さまざまな魅力に溢れるこのメモパッドは、発表と同時にSNS等で瞬く間に人気に。国内はもちろん海外からも問い合わせが相次ぎ、大阪城、海遊館、スターバックス、ドラえもん、台湾の美術館など、さまざまな企業や自治体とのコラボを実現。自社のECサイトでも世界中から注文が寄せられ、「ありがたいことに予想を超えたスピード感で、追いつかないところもあるのですが(笑)」と嬉しい展開を見せています。

花びら1枚がどんどんつながる「桜シリーズ」


そんな「OMOSHIROI PRODUCTS」の新たなシリーズが、「大阪販売戦略」でも展開する「桜シリーズ」。「OMOSHIROI BLOCK」で使われる紙はそのままに、桜の花びらを1枚引っ張るとプチンと切り取れ、それを開くとまた満開の花になるという、ファンタジーな仕掛けが施されています。

「日本の国の花、桜をモチーフにしています。桜は満開の春を経て夏・秋・冬と季節を巡り、また再び春になれば満開の花を咲かせます。そんな桜に“再開=再会”のメッセージや、ひとつの花びらがどんどん広がってつながっていくイメージを込めて企画・開発しました」。

さらに、「OMOSHIROI BLOCK」よりも低価格をめざし、もっと気軽に手に取ってもらえるようにとの考えもあります。

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「桜シリーズ」のデザインを手がける川端夏樹さん(中)とジュベルレイ・アポンテさん(右)

「花びら一つひとつに大阪の名所や風景などをデザインすれば、お土産のひとつとして多くの人が楽しめるのではと思いますし、また企業や自治体とタイアップしても楽しそうですよね。このデザインをフォーマットにいろいろな想像が膨らんでいます」。

OMOSHIROI(=面白い)の語源は、目の前がパッと明るくなった状態のこと。そんな面白いという言葉を、トライアードでは“目の前が明るくなることで、未来のビジョンが広がっていく”と捉えているのだそう。「“OMOSHIROIをかたちに”をかかげ、未来をもっと“OMOSHIROI”ものにしていきたい」。より楽しく豊かで、創造的な未来が、きっとここから始まります。

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詳しくはこちら

株式会社トライアード
06-6473-5800
大阪市西淀川区御幣島2-18-25




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