#04 エリア別の大阪府の農業経営体数
大阪のどのエリアに農家が多いのか??
さて、約8300人の基幹的農業従事者がいる大阪府ですが、エリア別でみるとどこが多いのでしょうか??
市町村別の基幹的農業従事者数が見つけられなかったため、
今回2015年の農林業センサスから、「農業経営体数」という指標を引用しました。
印象としては南側の地域が多いと思われますが果たして結果は、、、
【1位はあの大都市!そして3位は・・・??】
1位 堺市(827経営体)
2位 能勢町(736経営体)
3位 茨木市(569経営体)
でした!!
1位はなんと商人の街、堺市!!
堺市は面積が広く、意外と農業が盛んに行われているんです!!
南区には農業公園の「ハーベストの丘」もあります。
2位は能勢町(なんとなく納得)
そして3位は茨木市。住宅街のイメージの強い茨木市が3位です。
茨木市では名神高速よりも北のエリアや、新幹線に近いエリアで農地が広がっています。それにしても3位は予想外でした。
【人口当たりの農業経営体数は!?】
では人口当たりに換算するとどうなるのか。
上のグラフのピンク色のマークは各市町村の人口10,000人あたりの農業経営体数です。
能勢町が突出しており、次に千早赤阪村、河南町、豊能町、太子町と、やはり大阪の町村では人口当たりの経営体数が多い傾向にあります
それにしても能勢町は10,000人あたり約800経営体ということで、ざっくり計算して12人に1人が農業経営体を営んでることになるんですね。
その割合が高いことに改めて気づかされました。
【次回以降】
市町村別の農業経営体数がわかったので、
それぞれどんな作物を育てている経営体が多いのか?
どんな属性(兼業、専業)が多いのか?
農地面積はどれくらいあるのか?
などを調べていきたいと思います。
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