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共創のすゝめ vol.1 日本の食まつり -枦山義彦さん-

OSAKAあかるクラブでは大阪を「明るくラブ」なまちにすべく、様々な年齢・職業・立場の方が100名以上集まり、社会貢献活動を行っています。
そのひとつの事業として、これからの大阪を変えていくイノベーターの発掘・支援をする「たかじんフェロー」という取り組みがあります。

たかじんアワード&フェロー 特設サイト

選考を勝ち抜いた最大15名の方々は「たかじんフェロー」の認定を受け、イノベーターを応援すべく有志で集まった「たかじん応援団」の支援を受けることができます。

どんな個人・団体の方が応援団に入っているのかは後日、公開しますがメリット・デメリットではなく、「出会ったから応援する」という大阪らしい情の厚いコミュニティにしたいなと考えています。
そして、何よりも同じイノベーター同士や審査員、スポンサー団体、来場者などとの共創が生まれやすいのもOSAKAあかるクラブのネットワークの強みですので、今までにどんな共創が生まれたのかをインタビュー形式で書いていきたいと思います。

応募を検討されている方はぜひインタビュー記事から共創イメージを膨らませてくださると合否に関わらず、素敵な出会いが生まれるかと思いますので、ぜひご一読くださいませ。


vol.1はOSAKAあかるクラブで次世代改革リーダーとして様々な共創を生み出してきた枦山義彦さんです。

Q. 大阪を盛り上げるべく取り組んでいることを教えてください

はい、私は現在、21の組織で役員としてまちづくりに関わる事業を行っています。
その一つとして全国で約4500台の移動販売車(キッチンカー)を活用した地域課題解決事業があります。
関西はもちろんのこと、北は関東、南は沖縄まで事業エリアを拡大していまして、現在では50箇所近い行政の方々と手を組ませてもらい、様々な社会実験を繰り返しながらまちの課題を少しづつ改善していってます。
例えば、都会であれば駅周辺のスペースを活用して都市計画の実証実験を行ったり、消滅可能性都市においては超高齢化社会で買い物すら行くことのできないご高齢者の自宅へ車がやってくる「移動型スーパー」を導入していたり、最近では能登半島地震で被災した地域の避難所にキッチンカーで温かい食事を提供する活動などをしています。

引用:【温かい食事を】能登半島地震から2週間  大阪からキッチンカーが支援に出発 / 大阪NEWS【テレビ大阪】様


なるほど、ありがとうございます。

Q. OSAKAあかるクラブに入会したキッカケは何だったんですか?

十年来、お世話になってる大先輩からのお誘いを受けまして、二つ返事で入会させていただきました。


Q. OSAKAあかるクラブに入会して良かったことはありますか?

はい、様々な出会いがありましたね。
普段、出会えないような凄い方々が多いですし、組織として社会貢献軸が強いので、個々の強みが見えやすく、能力値のレベルが高い方が集まっている印象です。
まちづくり上の課題が出てきた際、強みを活かしつつ、アクションを起こしていける人たちが揃っているので、そんな方々と出会えるのは刺激にも学びにも繋がるので入会して本当に良かったです。


Q. その中で実際にどんな共創を行ってきたんですか?

そうですね、あかるクラブに入った当初は既存の取り組みのサポートをしていましたが、圧倒的に理事の活躍で組織が成り立っているなと感じました。
そんな中で自分たち若手が活躍できる場所だということを示して、組織に恩返しをしたいと思い、大阪・関西万博でも大きなテーマのひとつになっている「共創」をあかるクラブメンバー内で行ってみようと声をかけていきました。


Q. 共創してよかったことについて教えてください。

昨年4月に開催しました「Meccha Gourmet & Groove Expo in Osaka(略称:ぐるぐる)」では、一般社団法人UMFの高村さんと共同主催し、2日間で1.6万人が来場してくださるなど、大きな賑わいを見せ、その後も年間を通じて様々なイベントでご一緒してきました。

共創のいいところは信頼関係が築けることですね。
まず、やってみて、お互いのことを理解したり、改善を試してみることで信頼が生まれるし、たくさんの方を巻き込むこともスピード感を持ってカタチにできます。
自社だけではできなかったことがどんどんカタチになるのは1番の魅力だと思います。


ありがとうございます。
枦山さんは20代の頃から事業を行っていらっしゃいますが、その中での質問をさせてください。

Q. 若いうちに必要だった支援とはどんなものがありましたか?

そうですね、私の場合は「チャレンジできるキッカケ」が欲しかったですね。
若い時はお金も、人脈も、自分が何をすればいいのかさえわかりませんでした。
そんな中であかるクラブみたいなコミュニティに所属していると、百戦錬磨の実践者の方々と知り合えて、その中で事業構築ができます。
先輩方もまだなにもなかった時代に何をしてきたかや、苦しい時に乗り越えた方法など、活きた経験を教えてくださるし、組織の一員として動く中でもボランティア団体だからこそ発生する難しさを感じられ、「組織とは何か」を学ぶこともできます。
みなさん、様々な境遇だったり、事業をされているので、色んな立場の考え方に触れられるので特に私は営業に活きるなと感じています。

あと、たかじんフェローのように賞金があると事業のスタートを切りやすいですね。
賞金だけでできることは限られていますが、このプロジェクトでは同じくエントリーをしたチャレンジャーたちや審査員、スポンサーなどとも繋がることができますし、情報交換をすれば様々な壁にぶち当たったとしても失敗の確率を下げられる。
そんな魅力が詰まってますし、私自身も皆さんと会えるのも楽しみにしています。

枦山さん、ありがとうございました。

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