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長田修悟
2020年1月27日 22:50
この本は文字通り、栃木県に侵入した害虫の図鑑である。こういうのをトートロジーという。小泉進次郎が得意とする文章の構成だ。 ここでの害虫というは、一般家庭に現れるあいつのような害虫ではなく、農作物に被害を与えるという意味での害虫だ。そのような害虫のうち、「侵入した害虫」という語は、元からそこにいる害虫とは区別される害虫の存在を示唆している。つまり 侵入害虫とは、本来、自然条件では地域内にいる