見出し画像

身近な人に自分のことを伝えるのが怖い話

私は3級身体障害者。内容は先天的な四肢欠損。左手と両足の指が欠けている。
高校生までは念の為通院していたが、今まで何の支障もなく日常生活を過ごしてきた。
勉学においても部活動においても良い成績を得たこともあった。
仲の良い友達もいる。
そして今年から社会人一年目。良い同期にも出会えている。
(自慢ではない)

しかし、誰1人自分の体のことについて触れてくる人はいなかった。
それはなぜか。
できるだけ他人の目に入らないよう隠してきたからだ。
自分の場合、身体障害とはいえ、ひと目見ただけではわからない。
隠そうと思えば隠せることができるため、今まで隠し続けていた。
無理に言う必要もないと感じていた。

しかし、それがある意味自分を苦しめていたもかもしれない。
隠せば隠すほど自分の障害について人に伝えるのが怖くなっている。
もしかしたらすでに気づいている人もいるかもしれない。
言った方が隠さずに生活できてより楽だろうということもわかっている。
今後もし自分に生涯一緒にいたいと思える人ができたとしても自分の障害について伝えざるを得ない。
自分の障害は本当に日常生活に問題はない。
障害者は人と付き合えないというわけでも全くない。SNS等で障害者とのカップルがいることも知っている。しかし、価値観なんて人それぞれだから、自分の思い人が障害者と付き合うのはどうだろうか、周囲から「あの人は障害者と付き合っている」ということを思われるかもしれないのはどうだろうかなどといろんな不安が募る。

「自分のことを伝えれば、その場の雰囲気が暗くなったり、人に気を遣わせるのが嫌だし、自分から人が離れていくのではないか。」
これがストッパーとなっている。

最近はこういうことばかり考てしまう。
不安を感じている反面、自分と障害に向き合っている証拠でもあるのではないかとも感じている。
直接人に言いたいけど言えないからこそ、自分の気持ちを吐き出す第一歩としてここに書き記してみた。

自分の文の拙さのせいで伝えたいことが伝わらず、不快感を与えたら申し訳ないです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?