エッセンシャル思考の要約と所感
【結論】
大事なことを見極め、そこにリソースを注ぎこめ‼
【3つのスキル】
著書の中では、エッセンシャル思考に必要な技術は3つあると言っています。
①見極める技術
②捨てる技術
③仕組み化の技術
以下では、3つの技術についてポイントを掻い摘んで説明していきます!
<①見極める技術>
(1)考える時間の確保
(2)情報のフィルタリング
(3)90点ルールの採用
「考える時間の確保」
現代は、雑多な時間が多く仕事に埋め尽くされていることがありませんか。
そうして、過ごしていくとあっという間に時間が経ち、忙しかった割に、何も身についていないみたいなことはありませんか。
著書の中では、無力感と表現していますが、これではダメだと言っています。
過去の偉人(アインシュタインやニュートン等)を見ても考える時間と環境を作って成功をおさめてきた。
→まず、我々は過去の偉人を見習い考える時間を整えよと主張しています。
「情報のフィルタリングをせよ」
情報社会の現代は、様々な情報に簡単にアクセスできるようになりました。だからこそ、しっかりと情報をフィルタリングをせよということを主張されています。
著書に書かれている具体例の一つとして、できる人の話の聞き方を上げられています。
話を聞く際に、話し手の言葉をすべて聞き取るのは難しいですよね。
できる人は、
・結論
・話の本質はどこか
この二点に注力を注いでいるといっています。さらに、言葉に表れていない気持ちを読みとれとも言っています。
また、パレートの法則のように自分にとって大事な要素を抽出して情報を見極めろとも言っています。
「90点ルールを採用せよ」
皆さんの中には、この仕事は何のためにあるのだろうとか、自分にとって重要ではない仕事をやらざるを得ない状況はないでしょうか。私はあります(笑)
著書は、そういう状況はよくないといっています。自分にとって、90点の価値のあるものを選び仕事をすべきだと…
→私見ですが、仕事で90点の仕事しかしないというのは現実的ではないですよね。なので、自分は、90点以下の仕事をする時は、形にすること(スピード)を重視しています。もちろん、上司がどのくらいの出来を望んでいるのかを確認したうえですが。
90点以下の仕事をしていると何でも屋に成り下がり、結果、頑張っても成果のでない人間になると述べています。
上記のポイントを意識しながら、まずは情報を見極めろと主張しています!
<②捨てる技術>
(1)かなり明確にではなく”完全に明確に”
(2)損切りをせよ
(3)編集せよ
「かなり明確ではく、完全に明確に」
皆さんは目的・目標を作ることはありますよね。著書の中では、目的・目標は完全に明確にせよと言っています。
↓なぜか
完全に明確でないとどうでも良いことに浪費してしまうからです(寄り道をして生産性が下がる)
そのため、本質目標を定めよ(刺激的で具体的な目標)とも言っています。
「損切をせよ」
心理学的に人は、自分の選択や所有物の価値は高く見積もる傾向が強いようです。例えば、株の売買で自分の買った銘柄が下がってもいつか上がる、これは大丈夫などみたいな心理です。
これらのことを防ぐために具体的な方法を著書の中では、いくつも提言していました。
・人にフィードバックをもらう
・持っていない、参加していない”フリ”をして客観視する
・逆プロトタイプ思考(今やめて不都合はあるか考える)などなど
「編集する」
著書の中では、編集者の例をあげていました。編集者は言葉を、削除する→凝縮する→修正するを繰り返すそうです。しっくりこなかったので私なりにアレンジしてクローゼットの服で例えてみます。
クローゼットの中が服でありふれていたら
服を捨てる(削除する)。こうしてスペースを生み出しますよね。
↓
着る頻度の高い服を選びます。ここで、この服は春服だが、秋にも冬にも使えるのではないかと想像し活用していきます(凝縮≒より少なくかつより良く)
↓
違っていたら、買いなおしをする。または、服を買いなおす(修正する≒アップデートする)
上記のようなルールに従い、見極めて大事なこと以外は捨ててしまおうと主張しています。
<③仕組み化せよ>
(1)習慣化せよ
(2)チームを作れ
「習慣化せよ」
これまで見てきた見極めや捨てることを習慣化せよと主張しています。
↓HOW
・トリガーを作れ
・曜日によってやることを変える etc...
著書では他にも他にも具体例がありましたが、私が実践してこ特に良いと思ったのは上記の二つでした。
”トリガーを作れ”では、職場で座ったら(トリガー)考察したいこととやりたいことを書いています。「0秒思考」や「メモの魔力」でもメモを書く重要性を説いていますが、メモをすることで大事なことを自覚できるようになり、結果的にエッセンシャル思考初級者に近づいていると思い込んでいます。
”曜日によってやることを変える”は集中できる環境ができたと実感しています。一例ですが私は下記のようなことを実践しています。
月曜日:情報収集と書類作成
火曜日:外回り
水曜日:面談日
木曜日:会議
金曜日:フリー&今週の振返り&次週の行動計画立て
厳密にこのスケージュールが確保できませんが、自分の指針を作っただけで、仕事を断ることやノイズを遮断できるようになったと自負しています。
「チームを作れ」
最後は、エッセンシャル思考を身の周りの人にも伝え、エッセンシャルチームを作れというものでした。
確かにチームができれば、自分が非エッセンシャル思考・行動をしてもフィードバックがもらえるでしょうし、コンセンサスも図りやすく合理的だなと思いました。しかし、人にエッセンシャル思考を感染させることが強烈に難しく大変だと感じています。
【メッセージ】
長文に最後までお付き合いくださりありがとうございました。
今後もこのような本の要約をしていこうと思います。
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・ミスがあるetc...
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