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Vol.16 Shonan Soy Studioからのメッセージ

はじめまして!Shonan Soy Studioの小野岡圭太といいます。
突然ですが、最近世界で騒がれている「タンパク質危機」はご存知でしょうか?近い将来お肉やお魚が食べられなくなる時代がやってくると言われているんです!
人の体の約15~20%はタンパク質でできており、生きていくためには欠かせない重要な構成要素の一つですよね。そのタンパク質が世界的な人口増加の影響で2025~2030年には需要に供給が追いつかなくなると推測されています。

そういった背景もあり、今、世界では「畑のお肉」と言われる大豆に注目が集まっています。おりょうりえほん「おじいちゃんはだいずはかせ」にも登場したように、私達日本人は昔から多くの大豆を食べていますよね。日本の素晴らしい大豆食品を世界の多くの人々に知ってもらい、より美味しく食べてもらえるよう、私たちShonan Soy StudioではSOYFFEE™※1という外国人でも食べやすい納豆を製造販売し、世界中の人々に日本の伝統的な大豆食品を提供できればと思っています。そして、私たちは SOYFFEE™をただ販売するだけでなく「Bite for Bite〜あなたの一口が世界の誰かの一口に〜」※2という企業理念を掲げ、売上の一部を貧困国の支援に充てています。


Bite for Biteとは食を通じて、世界の機会格差(生まれた場所や環境によって生じる格差)を是正しようという取り組みです。 この理念の背景には、私自身が高校から大学卒業までアメリカやイギリスなどで学生時代を過ごし、多くの国を訪問するなど、長い海外生活の中で「日本人として経済的な余裕を持って生まれ育って来なければ、好きな食べ物を食べて、好きなこと勉強して、好きな国を旅をすることができなかった」と感じたことが大きく影響しています。


今回、 SOYFFEE™プロジェクトをスタートするにあたって、この世界の機会
格差に向き合い、少しでも格差是正に貢献できる仕組みを取り入れました。
この絵本を読んでくれいてる子どもたちが将来大人になった頃には、この世界的な機会格差が少しでも小さくなっている未来であってほしいと願っています。

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※1:SOYFFEE™
特別栽培の大豆とピュアアラビカのコーヒー豆を用いて、独自製法で風味をつけ、納豆菌で発酵させた大豆発酵食品です。大豆は北海道産のもの、コーヒー
豆はラオス産のものを使用しております。

※2:Bite for Bite
Shonan Soy Studioでは第一の支援先としてラオスへの活動に取り組んでいます。
2018年7月には洪水被害にあったアタプーと呼ばれる地域に対し、SOYFFEE
をはじめとした大豆発酵食品の寄付等の支援を実施しました。2020年4月にはラオス日本大使館や現地コーヒーメーカー「SINOUK COFFEE」と協業で、大豆を通じたサポートを実施予定です。

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