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オンライン化で、人のつながりはどう変わるか

生活の場の一部をオンラインに移す人が、爆発的に増えている。

仕事ではリモートワーク、プライベートではzoom飲み会と、一日中パソコンを前にお話していた、なんていう人もいるのではないだろうか。

(かくいう弊社は会議室開け放し&人と距離をとってミーティングしているし、もともと家でお酒を飲むこともなく、毎日仕事からまっすぐ帰っては妻や子どもとのんびり過ごしていた僕は、ある意味世の中に取り残されているのかもしれない)

エンタメを見ても、例えばYouTubeコンテンツなりインスタライブやLINEライブなりが充実して、もちろんユーザーも増えている。
人とのつながりでいうと、SNSやオンラインサロン内でも動きが活発になっていることだろう。
クラウドファンディングもばんばん立ち上がっていて、ここでも新しい結びつきが生まれている。

4/9の投稿にも書いたけれど、この現象は一時的なものではなく、新型コロナ騒動が落ち着いてからも続いていくはずだ。

リアルでやっていた会議や飲み会をオンラインに切り替えた人たちは、その利便性に気づいて、この先も一部をオンラインを活用する。

YouTubeやSNS、オンラインサロンで遠くの人とつながることを心地よく感じるようになった人たちは、この先もオンラインで楽しく自分に合ったコミュニティで活動していく。

このオンライン化は、今だけの応急処置ではなくて、遅かれ早かれ、もう少しじわじわ起こるはずだった変化が、この事態によって一気に訪れたと見るべきなのだ。

そして、この変化で「人のつながりが希薄になった」というような指摘が、きっと挙がってくると思う。(もう出てるかな)

ただ、それはちょっと短絡的である。

まずは単純に、コミュニケーションのハードルが下がったということは、それだけ人と人がつながる機会増えたということだ。

遠方に暮らしていたり、時間が合わないがゆえにできなかったミーティングや飲み会がオンラインで実施されれば、人と接する時間は増えることになる。
言うまでもなく、オンラインで知り合った人とは、オンラインで活動していなければ知り合えていない。

これだけでも、人のつながりは強化されたと捉えることができる。

そして、このオンライン化していく社会を見ていると、みんな「やっぱりオフライン(リアル)っていいよね」ということを改めて感じているんじゃないかと思う。

オンライン会議をしていると、「この話はオフのときのほうがいいな」と感じる場面は一定数あるし(想像)、zoom飲み会の終わり際の決まり文句は「次はオフで!」だ(想像)。

さらに、オンラインでできたコミュニティは、オフ会が特別なイベントとして開かれる。
これも、「リアルっていいよね」が根底にあるから実施されるわけだ。

オンラインのよさは享受しつつ、実際に対面したことの話しやすさだったり、楽さだったり、というのを改めて意識するようになっている。
つまり、空間を共有することの価値を再認識している人が多いのではないか。
(実際に、オンラインで接する機会が増えれば、直接会うことで得られるメリットの価値は相対的に上がる)

ライトなコミュニケーションとか、自分の好きなコミュニティに属したりすることは、オンラインで手軽に実現する。
より深い関わりだったり、空間を一緒に楽しみたいときは、オフラインでつながる。

この先も、オンラインでできる体験はきっと増えていくだろうけれど、人との関わり方がよりシームレスでゆるやかなものになっていくだけだ。
つながりの濃淡はこれまで通り、ツールではなく個人に帰属していくことになるだろう。

コミュニケーションを取り巻くプラットフォームとか、それに付随するソフトは変わり続けていくし、僕たちはそれに対応していかなければならない。

しかし、人と人とのつながりの尊さというのは、そう簡単には変わらない。

文明は加速度的に変化していっているから、5年後や10年後の世界でさえわからないことばかりだけれど、そこに関しては、少なくとも僕が生きているうちはそんなに変わっていかないんだろうなぁと、ぼんやり思っている。


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広告・Webディレクター。1989年生まれ。男。愛知県在住。出版社での編集者経験等を経て、現職へ。主な創作物は各種文章コンテンツ。専門は広告・マーケティング。https://www.facebook.com/kazu.hi.1/
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