見出し画像

オンライン商談会を開催するためのフローを考える

今日、とある役所の人からある相談を受けた。
地元の産業や企業の活動を後押ししている部署の担当者さんだ。

毎年、あるテーマのもとで市として、市内の企業とその製品やサービスに「認定」を与えていて、その特典の目玉のひとつとして、展示会への出展サポートがあるのだが、このご時世、展示会 はほとんど開催されない。

そこで、オンライン商談会的な催しをして、なんとか展示会に代わる認定企業の商機拡大サポートを実施したい、ということだった。

そして、その企画や運営、PRについて相談してきてくれた、というわけだ。

集客やPRについては専門だが、オンラインイベントを開催・運営したことがないので、やるとしたら色々と勉強するところから始めるか、もしくはどこかと組むのが現実的である。

それでも、やることはとても面白そうなのでぜひ関わりたいところだ。

先方も何から手を付けたらいいのかわからないうえに、そもそもイベントそのもののイメージが相当漠然としているようなので正直なところまだ考えようもないのだけれど、そんな状態で、ひとまず「オンライン商談会」を開催するまでに必要なフローを、何もないところから考えてみることにした。

そして、ちょうど(?)今日のnoteをまだ書いていなかったので、その過程をそのまま書いていく。
思いついたことを思いついたままに書いていくので、今日の記事は記事として整理するかどうか怪しいところである。

さて、オンライン商談会ということは、出展者も参加者も会社や自宅から何かしらを配信したり受信したりすることになる。

デバイスとしては、それぞれにPCとWebカメラ、マイクがあればいいだろう。
場合によってはスマホ1台でも問題なさそうだ。

色々とやり方はあると思うが、たとえば、開催日時を決めて、認定企業10社が順番に5分ほどのプレゼンをしていく方式。

その前後に、有識者の基調講演があったりするとおもしろい。

その後は、専用のプラットフォームが設けられており、その画面で認定企業のバナーをクリックすると「ブースを訪れた」ことになり、より詳しい製品紹介や動画を見たり、あるいはチャットなどを用いてリアルタイムでやりとりができる、といった具合だろうか。

当日の商談会開催必要なのは、プラットフォーム(Webページ)になる。
配信の視聴をするページと、各企業情報が掲載されたページがあって、チャットツールが紐付いていればいい。

各企業が掲載する資料やコンテンツについても、基本的にはそれぞれに用意してもらうことになるが、できればある程度サポートしていきたい。

特にビジュアルを問われるものや動画については、色々と手伝えるところがあるだろう。

それと、できればいい感じの講演者をブッキングできれば理想である。

次に、集客だ。

これに関してはある意味チャンスで、今回は地域の壁がないので、「この地域の企業が集まったイベント」であっても全国各地(あるいは世界)からの集客を狙える。

上に「いい感じの講演者をブッキングしたい」と書いたが、それがまさにここにあって、集客力のある人に講演会を開いてもらうことで、通常であれば認定企業との接点が生まれなかったであろう人にも触れてもらうきっかけをつくることができる。

あとは、王道ではあるが特設サイトの設置と、Web広告などによるアクセス、参加申込への誘導。
各メディアへのプレスリリース、商工会議所などを通じた企業へのPR。

……等々、狙いを定めた(当たり前の)宣伝活動だ。

めちゃくちゃざっくりだけれど、こうして書いていくとそこまで複雑なことはせずとも実現できそうな気がしてきた。

他のことに気を取られながらの作業でまったくもって精度のない検討になってしまったが、とりあえずちょっとイメージできただけでもよかった。

今後、先方への正式なヒアリングも経てもう少し形にしていく予定なので、気が向いたらちゃんと続きも書いていくことにしよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?