【両方使って気づいた】2大クラウドソーシングサイトの違い
パターンメイキング工房『オーヴ・モードスタジオ』代表 フリーパタンナー/モデリストのコバヤシ_トシヒコです。
今回の記事では、日本の2大クラウドソーシングサイト、「クラウドワークス」と「ランサーズ」
その2つの利用者である筆者の、執筆時点での違いに気づいた点をご紹介します。
【結論】直接連絡が可能になる条件とタイミングが違う
クラウドソーシングサイトでは通常、仕事の発注者のことをクライアント、受注者のことをワーカーと呼んでいます。
ランサーズの場合
ランサーズではクライアントとワーカーとの間で契約が成立し、クライアントからワーカーへの仮払いが済んだあとは、両者間で自由に連絡を取りあってよいことになっています。
(ランサーズサイト外のチャットツール・メール・電話での連絡や、直接会うことを含めて)
つまり仮払いが行われることで、サービス外での直接連絡が自動的に承認される仕組みになっています。
これは逆に言えば、仮払い前の段階でのサイト外での直接連絡が禁止されていることを意味しています。
また、「連絡先公開申請」という、ランサーズのルール範囲内で連絡先(メールアドレスや電話番号など)をメッセージ送信先に公開したい場合に使用する機能もあります。
クラウドワークスの場合
対してクラウドワークスでは、クラウドワークスのサイト外でクライアントとワーカーが直接連絡を取り合うには、クラウドワークスへ「サービス外連絡申請」という手続きを行って、サイト外での直接連絡の承認を得る必要があります。
これは仮払い前でも契約前でも申請が可能であり、申請を行なって承認されればサイト外での直接連絡が可能になります。
つまりランサーズと違って、仮払いが行われることで自動的にサービス外での直接連絡が承認されるわけではないので、直接連絡をとりあいたいなら必ずサービス外連絡申請を行う必要があります。
これは逆に言えば、サービス外連絡申請が承認されない限りは直接連絡が禁止されていることを意味しています。
この、サービス外での直接連絡が可能となる条件とタイミングが、クラウドワークスとランサーズでは違うのです。
あとがき
私はこの2つのクラウドソーシングサイトの両方を利用しています。
クラウドソーシングサイトは他にもいくつかありますが、一般的にはどれか1つにしたほうが良いと言われています。
今回は、自分はどのクラウドソーシングサイトに登録しようか決めかねている方に向けて、この記事を書きました。
どちらが良い悪いという優劣の話ではないので、それぞれの都合に合わせた、読者の方への意思決定の一助となれば幸いです。
当方へのご相談、お問い合わせは下記WEBサイトのCONTACTページ、または公式LINEよりお願いいたします。
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