両親への思い
僕の両親は2人とも大阪出身です。
父は5人兄弟の末っ子。
母は姉妹です。
上は90歳から下は70代と言ってしまえば…いつ死んでもおかしくない歳です(言い方酷くてごめん!)
僕の両親以外は皆大阪暮らし。小さい頃から夏休み、正月休みは毎年大阪へ帰省していました。
田舎から都会へいく道中はとてもワクワク!
前日は寝れないなんて事がよくありました。
帰りは逆で都会から田舎へ。だんだん寂しくなる風景を見ると寂しい気持ちも更に高まってしまいます。
特に母親の顔も寂しさが滲み出ていました。
両親は2人とも70代。長時間の車の運転もキツくなってきました。僕は今、割と時間が取れるようになったのでコロナ前に「大阪でも行ってみない」と誘って行ってきました。
父親のお兄さんが住む家へフラッと行き、ただただ喋っただけの何気ない時間でしたがとても喜んでくれました。この何気ない会話って、とても大切で素敵で貴重で、離れて暮らす兄弟にとってはかけがえのない時間だと感じました。
思い出話を子供のような顔をして、ほんとうに楽しそうに純粋に。
語弊がある言い方だけど、ありていに言ってしまえばあと数十年の命。
あの時もっとこうしておけば。考えたらキリがないけど、僕が両親にしてあげられるのは残りの限られた時間を両親の兄弟に会わせてあげる事かな。なんて思いました。
これを書いているちょうど昨日も大阪に行って来たのですが、別れ際お互いが抱き合って「ありがとう」「また来てね」と、ほんとうに喜んでくれた。
「連れてきてくれてありがとう」僕にもこんな言葉をかけてくれました。
親孝行とはよく言いますが、今まで育ててくれた感謝と、僕自身が両親にしてあげられる些細な事だけど、それで喜んでくれるのなら、こんな幸せな事はないです。
おしまい
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