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ゆらぎが欲しい話

秋深し。

隣は何をする人ぞ。

ワタシ。

はい。

え?

はい、すみません。ちょっと思いついたことをただ並べました

本日はセブンイレブンで買った「本場スコットランドで蒸留されたウィスキーを芳醇なハイボールに」でお馴染みのスコッチウィスキーハイボール🥃とお送りします


割とずっと頭の片隅に置いてる疑問が

私、なんでこういう作品ばっかり作るんだろうってことで
「こういう」っていう部分を解析していくと
まず
素材が多い
色が多い
太さが違う

が主な要素だと思うんです

いわゆる普通の?よくある市販の?編み方教本みたいなやつって
編み込みしたり色変えしたりする事はデザイン的にあったとしても
なんつーか

編み地が平坦(ディスではないのよ念のため)
…フラットって言えば良かったんだな

立体的なデザインがあったとしても
ベースの糸と立体になってくる糸が全く別ものって作家もの以外ではあんま見たことない気がするねんな(もし、あったらごめんだけども)

で、何が言いたいかってゆーと
何個か前に書いた設計図はないってゆー話と通じると思うんだけども

自分の作品にはゆらぎが欲しいんだ

幸か不幸か
物心ついた頃から編むことに慣れてきたせいで
同じ糸をただひたすら編むと
目が揃うんだよね

なんかちょっと面白くない

ある程度のクオリティは担保した上で
その時々で素材を変えたり、質感が変わったりする事で生じる意図せぬゆらぎみたいのは、同じ糸を編み続けるよりもわかりやすく出現すると思っていて

それ自体がデザインとして面白いし、その気まぐれ感が私の「らしさ」なんかなとも思う

基本的に全ての作業を手で編んでるから
機械あみよりも確実に一目一目にズレはあってそれ自体がゆらぎっちゃーゆらぎなんだけど
ただ、慣れから来るのか技術的な問題なのかシンプルに編み続けてしまうとかなり機械的な仕上がりになってしまうんよね

ものすごく上手な編み地なんだけど
ただそれだけ
みたいなのが出来上がるのが怖いのかも知らんな

作家とは言え一応職人的な側面もあるから
ある程度の同じクオリティを維持するのは必要な事と思うんだけど

作家としての個性みたいのは
技術だけで差別化するの正直無理ゲー

だので
出来そうで出来ないラインを狙いつつ
今日も創作活動に勤しむのでありました

作品だけ見て、
あ、「ORUG」だねーって思ってもらえるのが理想よね

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