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留学向け銀行戦略①(アメリカ&日本)

こんにちは。
今日は留学に関連する日米の銀行についてまとめたいと思います。
とりあえず現時点での状況なので、また変わるかもしれませんし、もし間違いがあれば教えてください。


大まかな戦略

企業の駐在や、研究者でポストを得て渡米する人はアメリカでドルの給料がもらえますが、特にそういった後ろ盾がない私のような人間にとっては、日本からの送金が命綱です。
お金が無限にある人や気にしない人はいいかもしれませんが、私は根が貧乏性なもので、手数料についてかなり調べました笑。
コレがベスト‼というサービスはあまりなく、一長一短があるため、個人の状況に応じた組み合わせを探した方がよさそうです。

アメリカの銀行

まずは受け取る現地銀行ですが、これは日本人ならほぼ1択、US Bankでしょう。
三菱UFJ銀行の口座があれば、日本にいながら口座開設可能です。
以前は三菱UFJ系列のUnion Bankが行っていましたが、三菱UFJがUnion Bankを売却したため、2023年3月でこのルートが消滅していました。幸い、買い取り先のUS Bankが無事に引き継いでくれて7月から受付再開しました。
https://www.bk.mufg.jp/tsukau/kaigai/kouza/us/index.html

アメリカ銀行では口座開設にSocial Security Number(SSN)が必要⇒SSN取得には住所、つまり家が必要⇒家を借りるためには口座が必要、で詰むという噂も聞いてヒヤヒヤしていましたがなんとかなりそうです。
Bank of AmericaなどはSSN無しで口座開設できるとネットで見かけたので特攻も覚悟していましたが…

強いて気になる点を挙げれば、中継手数料の問題です。
日本から送金したお金はアメリカの銀行をいくつか経由し、手数料が引かれて届きます。
しかし、Bank of Americaはプレスティアから送金した場合、アメリカ内の中継手数料がかからなかったとどこかで読みました。(Twitterだったかな?)
たぶん銀行同士が相互に口座を持ってるとかそういう関係なのかと思いますが、US bankはどうなのか、ソニー銀行など他行から送金したらどうなるのかは不明です。もしかすると多少手数料を取られるかもしれませんが、これは諦めるしかないかと思っています。あまりにも手数料が高額ならBank of Americaも開設するかもしれませんが(笑)

あとはどの銀行も同じだと思いますが、閉鎖時の手間です。
現時点では帰国後もしばらくは口座やクレカを残しておこうと思っています。
なぜなら旅行でアメリカ本土はともかくハワイくらいなら行くこともありそう、というか行きたいので、その時に使うこともあるかと思ったからです(笑)
いよいよ閉鎖するときにアメリカに行かないといけないとかだったら嫌ですが、US bankは一応電話解約できるようです。ただ、かなり大変そう…
これは帰る時に解約して帰る気分になっているかもしれないので、その時に考えます。



日本の銀行

私は日本では三井住友銀行メインで、楽天銀行と地元の地銀をサブで使っていました。
今回、住信SBI銀行、ソニー銀行、SMBC信託銀行(プレスティア)を開設しました。
あと銀行ではありませんがWISEとRevolutも作りました。

個人的に重視したポイントは3つです
①送金手数料
②為替手数料
③残高証明

①送金手数料

これは1番大きくわかりにくいです。ここを節約することをメインに考えました。
たいていの銀行で1回数千円かかりますが、銀行によってはランクによる優遇制度を作っており、無料になるところもあります。
あとは中継銀行手数料や、受取手数料、リフティングチャージと呼ばれる手数料がかかったりしますが、リフティングチャージ以外はコントロールできないので諦めました笑


②為替手数料

最終的にドルで着金しないといけないので、どこかで両替の必要があります。
送金時に銀行に任せると1ドルにつき1円など、かなり割高レートで両替されてしまうので、基本的には事前に別の方法で両替しておきます。
作戦は下の3つです。
1. 割のいい銀行のシステムを使う
2. WISE, Revolutを使う
3. FXを使う

1. 割のいい銀行
具体的にいうとソニー銀行とプレスティアです。
ソニー銀行は通常でも1ドル15銭と手数料が安く、しかも会員ランクが上がると4銭まで下がります。無料キャンペーンもたまにあります。
プレスティアは通常1ドル1円で、最高ランクでも0.3円=30銭です。
ここだけ見るとあまり安くないですが、定期購入などのシステムで手数料0円になります。

2. WISE, Revolut
どちらも有名な送金業者です。通常の国際送金システムを使用しないので、為替手数料がかからず、マーケットのレートで両替、送金が可能です。(Revolutは時間外だと為替手数料あり。WISEは送金手数料あり)

3. FX
FXでは格安の手数料で両替ができ、そこから他の口座に出金することができます。が、調べたあと、口座開設などが億劫で結局まだやっていません。やらないかもしれません笑


③残高証明

③はおまけみたいなものです。
アメリカでの収入がない人は渡航前にちゃんとお金があることを証明する必要があり、私の場合は受け入れ大学から要求されました。ビザの取得時にも要求されるようです。
当然ですが英語の残高証明で、しかもドル表記を要求されました。

銀行の発行手数料としては500~800円くらいのところが多く、その申請も窓口に行かないといけないところから郵送でOKな銀行、オンラインでOKなところまでいろいろです。
日本語ならオンラインで簡単に出してくれるものも英語版はダメだったり、ドル建て表記だと別料金だったりとなかなか大変です。

手数料が安く、できれば窓口に行かずに済むところを選びたいですが、わざわざそのために口座を移すのも面倒ですし、楽できたらいいね、くらいの感じです。



とりあえずここまで。
次はこれを踏まえて実際の作戦について書いてみます。

もしサポートしてもいいよ、という方がいましたらよろしくお願いします。