大分視能訓練士会の勉強会で、パラスポーツについて学べたことをお話しします。
パラスポーツにおいて、視能訓練士ができること。
ロービジョンケア・パラスポーツを通して多角的に視点を多く持って患者さんへ対応。
第18回、大分県視能訓練士会勉強会の講師であるY先生が最後のまとめでお話しされた言葉です。Y先生、友人の視能訓練士に言わせれば「スーパー視能訓練士」と勝手に呼んでいるみたい。
うん、なんだかわかる気がする。
ロービジョンに多少の関わりのある私ですが、パラスポーツについては恥ずかしながら、全然知りませんでした。心のどこかに、「視覚障害者にはスポーツは難しい」って決めつけていたのかもしれません。
障害がある人はスポーツをしなければならない
これはスイスのハインツ・フライ選手の言葉だそうです。
車いすの競技で多くのメダルを獲得した有名な選手です。(全然知りませんでした)
正確には
この言葉をY先生が説明されたとき、なにか頭をガツンと殴られたような衝撃を受けました。ああ、私は視覚障害者とスポーツを結び付けて考えていなかったんだなと。Y先生は続けて
「スポーツはリハビリテーションになり、健康増進と精神の支柱にもなりえますし、スポーツを行うことで仲間をつくり自信へと繋がり、社会参加へ積極的になります」
自分自身はスポーツを通じ多くの仲間ができて、多くのことを学ぶことができたにも関わらず、視覚障害者のスポーツについて興味をもってこなかったことを恥ずかしく思いました。
勉強会をきっかけに興味をもつこと
パラスポーツにはたくさんの競技があります。
私はゴールボールと水泳は知っていましたが、ロービジョンフォーラムで柔道を知り、さらに知らない競技がたくさんありました。
また競技がどのようにして行っているのかは、全然知りませんでした。
Y先生は、競技の方法やクラス分けについても本当にわかりやすく詳しく説明して下さいましたが、無知な状態からだとまだ理解できたとはいえず、残念ながら配信も今日で終わりです。
ガイドランナー、コーラ・エスコート、テザーなど初めて聞く言葉も詳しく説明して下さったのに…
だったら、今回の夏季パラリンピックを興味をもって見てみよう。
これが私なりの結論です。
これって大切なことだと思います。だって、誰だって最初からわかっている人はいませんから。そして今は情勢的に難しいかもしれませんが、視覚障害の方と一緒にスポーツをやってみたいな。
ゴールボールをやってみたいな。
そしてスポーツの楽しさを、患者さん達に伝えていけたらなって思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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