視能訓練士にこそ、英語力を身につけてほしい理由
「一緒に勉強する仲間がほしいんだよ~」
はい、いきなり本音がでちゃいましたね。英語に限らず、一人で勉強するよりも誰かと一緒に高みを目指した方がいいハズ。
私が英語を勉強しようと最初に思ったのは20代前半の頃。
動機を正直に書きますと
・何かできるようになってモテたい。顔は変えれんから違うところで魅力を
・検査が特別できるわけでもないから、何か付加価値を
外国人の患者さんのために、とかは全然なかったですね。自分のことしか頭にありませんでした。で、全然モテませんでしたね…。
そして、多くの挑戦と挫折を繰り返し、今にいたります。挑戦と挫折を繰り返した結果、めちゃくちゃ流暢にしゃべれるかって?
そんなわけあるか!!
今も、1時間後に控えているオンライン英会話をキャンセルしようかどうか葛藤してます。
ここからが本題。
そんな経験をしながらも私は「視能訓練士こそ英語力を身につけてほしい」
そう思っています。理由について解説しますね。
外国人の患者さんとコミュニケーションがとれる
日本語が話せない外国人が、眼科に来院された経験、皆さんにもありますよね?
私が英語を始めた動機は褒められたものじゃないですが、日本語が話せない・苦手な外国人の方に英語で話しかけると、表情が緩んで笑顔になります。
本当ですよ、あの瞬間を皆さんにも味わってほしいなぁ。それだけでも英語を勉強していてよかったなと思います。
自分が外国で病院に行く状況をちょっと想像してみましょう。病院に行くことそのものが不安ですよね。だって、健康なら行かなくていいから。
さらに言語の問題があったら、余計不安になりませんか?
行った病院に流暢ではなくても、日本語で話しかけてくれるスタッフがいたら…やっぱり安心すると思います。
私は流暢な英語は話せませんが、外国人の患者さんが日本語が苦手だなって感じたら積極的に英語で話しかけます。問診や一般的な検査、コンタクト合わせや眼鏡合わせくらいなら問題なく…多少問題はあるかもしれませんができます。
昔は外国人の方が来たら逃げていましたね。その頃から比べると成長です。
余談ですが、私が初めて英語でコミュニケーションをとったとき、いつもは褒めてくれることのないスタッフ達から
「凄いですね~」
「株、上がりましたね~」
と声をかけてもらい、英語を始めた15年越しの動機がちょっとだけ叶いました。
今では英語でコミュニケーションをするのが当たり前になっているので、誰もなんの感心もしてくれません。
悔しいので英語で問診をとるときに、周りの患者さんに「凄い」って思ってもらえるように、ちょっと大きな声で話します。(冗談ですよ)
付加価値をつけることができる
Twitterのフォロワーさんの中に、英語が達人レベルにできる視能訓練士さんがいます。《かず君PhDさん》
(ブログも外国人が眼科に来たときの対応がわかりやすく書いてあって神)
ですが、私の周りの視能訓練士で英語を流暢に話せる人を見たことはありません。
私の偏見もあるかもしれませんが、他医療職に比べて英語が話せる人が少ないように感じています。
(いやいや、私は話せますよ~って人が見ていたらごめんなさい。)
ということは…
逆にチャンスなんじゃない⁉
周りに英語を話せる人がいない・もしくは少なければ、英語を話せることはあなたの価値を高めてくれますよ。
以前のnoteにこんなことを書きました。
英語にしろなんにしろ、自分に付加価値をつけておくことは、これから先の時代に必要なことだと思っています。コロナの影響で、外国人観光客の姿は少なくなりましたが、日本は外国人にとって魅力ある国です。
今のうちに英語力をつけておき、外国人がきたら英語で対応して、周りをびっくりさせちゃいましょう。
人脈を増やすきっかけになる(かも)
これからは「他職種との連携」が重要になってくる時代と、私は考えています。
私が交流している人の中には、医療職だけでなく「声優・デザイナー・役者・編集者」といった人達がいます。交流というか、勝手に私が入りこんだのですが…。
それはさておき、私はHSPで知らない人と交流するのが苦手です。最初は医療職でもない彼らと、うまく交流を図ることができませんでした。交流のきっかけをつくってくれたのは「英語」だったのです。
どの業種の人達も、「英語は学んでおきたい」という意識があり、英語が多少話せることでメンバーとの距離を縮めることができました。
私の場合は運がよかったとも言えますが、「英語」は他職種との懸け橋になるかもしれませんよ。
海外の論文が読める
いや、読めませんよ、私の実力では。読めませんが、読めたらいいな~って思っています。
毎年、視能訓練士協会から送られてくる「日本視能訓練士協会誌」。
皆さんはどこを読みますか?
全部丁寧に読む人もいれば、自分の興味あるトピックスだけ読む人もいるでしょう。
私は英語で書かれている最初のページを、全力で無理矢理訳します。
それから、日本語で書かれているページで答え合わせという、人とはちょっと違った楽しみ方をしています。
「へぇ~そんな表現するんだ」
「この単語ってこんな意味があるんだ」
結構面白いですよ。おかげで肝心な内容は全く入ってきませんね、ハイ。
私の英語学習のマガジン
私が悪戦苦闘しながら、少しずつ英語を学んできたマガジンになります。もし、これから英語を勉強したいと思っている人の参考になったら嬉しいです。
英語を勉強することは、楽ではないですが世界が広がりますよ。
せひ、一緒に勉強しましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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