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zoom勉強会でロービジョンケアについてお話しして学んだこと

zoom勉強会の依頼を受けてよかった、それが率直な気持ちです。

伝えたいことが伝わったからでもなく、凄く反響があったからでもない。新しいことにチャレンジした自分を今日は褒めてあげよう、そう決めたのです。

「勉強会やって下さい」

依頼を受けたとき、断って逃げ出したい気持ちがあったことは間違いないです。学会発表経験もないに等しく、人前で話すことも苦手な私。

弱気になって「自分よりも適任者がいるんじゃない?」と言ったら

「ケンさんに話してもらいたいです」

シンプルな返答でしたが、他の誰かではなく自分にといってくれたことが本当に嬉しかった。

失敗してもいいじゃないか、引き受けちゃえ。

そんな経緯で始まった今日のzoom勉強会でした。

ロービジョンケアの垣根を取っ払おう

今回の勉強会で私が決めさせてもらったテーマです。

結論からいうと、ロービジョンケアで一番伝えたいことは

「必要な情報を必要とする患者さんに届けてあげること」

この言葉の意味を伝えるため、これまで経験したことや実例を交えてお話ししました。最初から技術的なことは一切お話しするつもりはなかったです。

どのくらいの人に響いたのかはわかりませんが、私を勉強会に招待してくれたTさんは

「ちょっと泣きそうになりました」

「この話、いろんなとこで話した方がいいですよ」

と温かい言葉をかけてくれました。

私に勇気を与えてくれるチャージャーの存在

チャージャーとは、出会った人をチャージしてくれる存在だ。

最近読んだ「悩まない力」にあった言葉です。

zoom勉強会で私に声をかけてくれたTさん。依頼したのがTさん、話したのが私なので、一般的に考えたら私の方が感謝されそうじゃないですか?

実は違うんです。

私の方が得たものが圧倒的に大きいのです。それは

《勉強会で得たもの》
1.依頼を受けたことで自分自身が勉強した
2.発表する機会がなかったので、よい経験をさせてもらった
3.自分の思いを伝える場を提供してもらえた
4.嬉しい言葉をもらえて、勇気づけられた

私は、自分が勉強会で話すために勉強会を開催しました。

「拡大鏡の選定」というテーマで。

結果、多くの人に拡大鏡の選定の知識を共有してもらえたし、なにより私自身が勉強になりました。

メガネのヨネザワのHさんに話してもらった内容は、本当に素晴らしかったです。素晴らしすぎて、私はテーマを「ロービジョンケアの垣根を取っ払おう」に変えましたね。

拡大鏡の選定は、Hさんにはかなわないっす。

話を戻します。

自分自身の勉強になり、皆の前で発表・スライド作りという貴重な経験。

自分の思いを伝える場所の提供、そして勇気づけられる言葉をもらった。

私の方が得るものが大きく、Tさんは私のチャージャーとなったのです。

最近、私のチャージャーが増えています。

チャージャーが増えるほど、新たなことにチャレンジできる勇気をもらえますよ。

やらないよりやってみた方が絶対によい


新しいことにチャレンジすることって、勇気が必要ですよね。

いつもチャレンジした後に思うのは

「やらないより、やってみた方が絶対によい」

ありきたりですが、例え失敗してもです。

というか、失敗は次につながりますし、やってみないと気が付かないことってありますからね。そう考えると、失敗なんてないのかもしれません。

今回の勉強会でも、自分の中では反省点がたくさんありました。

だけど後悔は一切していません。

やってみて始めてわかることですからね。

ということで、ロービジョンケアを広げるチャレンジは続けていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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