"書く瞑想"ジャーナリングで自分を癒す。
書く瞑想・ジャーナリングを知る。
5年くらい前までの私は、毎年、手帳を買うものの、何を書けばいいのか全く分からず、かろうじて月間ダイアリーに日々の予定を書くだけの人でした。
真っ白で、味気ない手帳。
手帳にたくさん書き込んでいる人に憧れるものの、まぁ書けない。
そう悩んいるときに、何気に見つけたのは、”書く瞑想、ジャーナリング”でした。
今では、なくてはならない私の大事な書く時間。実際にやってみてとても良い方法だと感じたのでシェアしたいと思います。
現在は無印のマンスリー・ウィークリー手帳を普段使い&バレット・ジャーナルとして使い、時々ロルバーンのノートでジャーナリングをする、と言う形に落ち着きました。2冊使いです。
バレットジャーナルと無印手帳もめちゃくちゃ相性が良いと感じているので、これもまた記事にしようかな?と。
ジャーナリングとは、書くことで心を整えるシンプルなメソッドで、紙と鉛筆さえあればできます。
自分のことが良く分からない、もっと深く知りたい場合や、つい情報過多になりがちなHSPの人にも、頭の整理整頓になるのでいいんじゃないかと感じています。
ちょっと良いお気に入りの文房具で書く。
他の記事でもよく言われているけれど、おすすめしたいのはちょっと良い文房具。
自分好みの書き心地の良いノートやペンがあると、気分が良く、テンションが上がるので、モチベーションを高めるためにも、私も個人的に大事にしていました。
私自身は、Mサイズのロルバーンのリングノートとパイロットの3色ボールペンが定番。ロルバーンのクリーム色の紙とその書き心地、方眼なところも気に入って、2~3か月、半年に1冊くらいのペースで書いていました。
ちなみに無印手帳にはこちらもパイロットのフリクションボール3色。消せるペンは本当に便利です。
とは言え、はじめは本当に書けなかったので、半年くらいは手帳とにらめっこ。。
ひたすら、手を動かしてみる。
月が好きだったので、ひとまず満月と新月の時にノートに向かうことから始めてみました。満月にはそれまでの感謝の気持ち、新月には新しい気づきや始めたいことなどを綴りました。
書きたいことがなければ、無理に書かない。たくさん書かなくてもいい。書けないことをプレッシャーにしない。それだけを守って。
うっかり忘れる日もありつつ、半年くらいすると徐々にコツをつかみ、スルスルと書けるようになってきました。書けるだけで喜び!
頭に浮かんだ言葉をそのまま書いてみたり。
思いついた言葉や単語。今日の出来事、本やネット記事などで見つけた良い言葉など。
あまり深く考えず、手を動かすことに集中してみました。
あるまがままに書く。
そのうちに、ある事柄に対して、自分はどう感じたのか?どう考えたのか?
それまで他人軸だった私は、”自分を主体にして書く”ことを覚えました。
頭の中がごちゃごちゃしたり、感情が乱れてワ~っとなっていたら、ひとまずノートに向かいました。そわそわしたら、とにかく書く。
誰が見るわけでもない、読み返さなくたっていい。とにかく、頭の中にあるものを出す気持ち。
心の中で本当はこんな風に思っていたんだな、とただ受け止めるだけ。
やってみて大事だなと思う事としては、自分が書いたことに対してジャッジをしないこと。こんなことを思う自分はダメだな、とか。
そうしていく内に、段々と整理されて来て、書き終える頃にはスーッと落ち着いて心が楽になっていました。
それがとても快感で、今も続けられるようになったんだと思います。
自分と一体化していたものが、分離されることによって、客観的に見れるようになり、近すぎて見えなかったものも、少し離れるだけで、冷静になれるのかもしれません。
私は、特に長い間、まわりに合わせてばかりで、自分のことがよく分からない人間だったので、
どう感じたの?なんでそう思ったの?
それはどうして??
…とやっているうちに、深堀りされて。。
最終的に、自分の本当の気持ちに触れることができる日も増えていきました。
涙が出たり、ネガティブな感情に気づいたこともたくさんありました。
普段はそこまで認識していなくても、自分はこんなに傷ついていたんだ、本当はこうしてほしかったんだ…と分かったり。
色々と発見がありました。目から鱗です。
自分ごとなのに。
遠慮や感謝の気持ちは一旦脇に置いておく。
本音と向き合うときは、遠慮や感謝の気持ちは、ひとまず脇に置いておきました。それがフィルターになってしまうこともあるので。
そんなことを思う自分はワガママだ、とか。
相手に対して申し訳ない、とか。
そうは言っても感謝しているから、とか。
また、無意識に恐れがあるかもしれませんが、それらは頭の片隅に置いておきます。
そうして書き出すうちに、自分の心や感情と自然と繋がるようになり、本音が書ける日が増えて行きました。
慣れて来た頃、今日は、怒りについて書き出すぞ!!と気合を入れて書いた日もありましたが、これはなかなかの荒治療でしたね…
いつか記事にしてみようかしら笑
あまりネガティブなことが多くなってしまったら、そのノートは破り捨てるか、一番は火で燃やすのが良い浄化になるみたいです。
うちはアパートで火で燃やすのが怖かったので、破り捨てました。。
一体何冊、捨てたことか…笑
でも、いいんです。誰に見せるわけでもないので。罪悪感も遠慮もいりません。すべては自分のためなのだから。
燃やして捨てて、過去の自分にさようなら!!
あースッキリ。
こうやって書くと愚痴吐きノートのようですが笑
どちらかと言うと誰かに何かをされたことよりも、そのことに対して自分はどう感じたのか、が大事だと思っています。
その思いを自分で受け止めてあげると、不思議とそれだけで満たされてしまう。
最後には、そんな自分がどんどん可愛く思えてくるから不思議です。
ちょっと背伸びしていい文房具を使うのも、最初はドキドキしていましたが、実はセルフ・ラブの練習にもなっていたんですよね。
ちょっと良いものを自分に買い与える行為。
自分もここから始まった気がしています。
ロルバーンはカラーも選べるのも楽しみの一つ。
ピンク多めですね。その時の心情が伺えます…笑
ジャーナリングおすすめです。
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