トマトの行方
職場の近くでプチトマトがパックに入ったまま道端に放置されていた。
確認した限りでは1日半。最初に見つけたのが朝で、なくなっているのに気づいたのが翌日の午後1時ごろ。
買い物をした人が袋から何かに入れ替える時に忘れでもしたのだろうか(それにしては、パックは大きいのだが……)。
少し前にこんな記事を書いた。
おそらく今回は置かれ方から考えて、そのトマトは親切の跡ではない。ただ置き去りにされたのだ。
なぜそこにトマトが置き去りにされたのかも気になるけれど、どのようにしてなくなったのかも気になるところ。置き去りにしたひとが持っていったのか、あるいは別の人が持ち去ったのか、はたまたカラスにでも取られたか。
推理小説でいうところの「日常の謎」というやつに遭遇したのかもしれないが、あいにくと僕は折木奉太郎でも三舟忍でもないのだ。
トマトの行方は謎のままである。
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