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誰も得しない「マイメロディ」販売中止

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マイメログッズが物議

サンリオの「マイメロディ」のバレンタイン企画が炎上騒ぎになっているようです。

あまり詳しくなかったのですが、マイメロママは毒舌キャラですね。毒舌ではあるが、夫や娘が大好きであるというキャラで、常に正論でかっこよさもあるとファンから人気なんですね。

こういう炎上ごとになるたびに、私は「外野よりもコンテンツを楽しみにしているファンの声こそ大切」と考えていますが、どういうキャラなのかを改めて知った上で見ると、ほとんど触れていなかった私でも、マイメロママのかっこよさに気付かされます。

同時に「女の敵は常に女」という言葉だけに反応して「ジェンダーバイアスがかかる」と批判している人たちは、内容までは深く見ようとせず、表面的なものだけでしか判断していないのがよく分かります。

それに去年の12月21日に発表して、炎上騒ぎになったのは3週間後くらいなので、炎上するタイミングとしては異様に遅すぎる感があります。これは「ノイジーな人が見てしまった」からが炎上の原因ではないかと推測できます。

それに同じキャンペーンは3年前も行っていますが、なぜか今回は炎上しているのですね。前回は炎上せず、今回はなぜ炎上したのでしょうか?一貫性のなさも不気味さを感じるところです。

販売中止に

しかし、残念ながら、マイメログッズの発売が中止になってしまいました。

残念がる声が多数

この企画の中止のツイートが流れたときに、多くの残念がる声が見られました。

騒ぎになる時には、こういった声はなかなか見られないものですが、いざ発売中止が決定すると、楽しみにしていたファンの方々の声がよく見られるようになりますね。

サイレントマジョリティー

「サイレントマジョリティー」という言葉はありますが、楽しみにしていたファンのツイートは普段から多いわけではなく、Twitterに張り付いているような使い方をしていないのだろうと推測できます。

Twitterで騒ぎ立てている人には分からないかもしれませんが、実際Twitterに張り付いているような廃人気質の人は、さほど多くなく、むしろ「たまに見る」程度の人が結構いるのだと考えられます。

それ故に「マイメロディ」が炎上していることさえ知らなかった人は、結構な数でいることは推測できるでしょう。特にフォローしている数が少ないアカウントだと、仲の良い友人や企業のアカウントしかフォローしていない人が多いため、Twitterを使っていても炎上騒ぎ自体が見えないことも考えられます。

上記の温泉むすめのレポート記事では「炎上していることを知らなかった」という現地の声があるように、Twitterでの炎上は「知られているようで知られていない」のが、現実とも言えるでしょう。

ノイジーマイノリティに負けた

今回の販売中止は、ネットでのノイジーマイノリティに押し切られた形になってしまったのかと推測できます。

インターネットでは、どうしても声が大きくノイジーな人に惑わされがちで、それが「大多数の意見」として錯覚しがちだと思われます。似たような価値観の人間だけが、マイメロディ批判を繰り返すことによって、同じ意見が増幅されるような現象が発生します。よく「エコーチェンバー現象」と言われますね。

だが、楽しみにしているファンにとっては、そもそも声大きくして「楽しみだ〜!」「絶対買う!!!」「放送当時からファンなんです!!!」というようなツイートは積極的に飛ばすことはないので、どうしてもインターネット環境では、あまり目立つことがありません。

マイメロディを擁護する意見も多数見られましたが、擁護する側は元々ファンでない立場だからか、どうしても「コンテンツを守る」という論理で展開するので、擁護側が主張している要点は的確であっても、批判側のエコーチェンバー現象には敵わないようにも感じられます。

「コンテンツを守る」ことよりも、企業としては「楽しみだ」「絶対買う!」の声の方が喜ばしいですが、エコーチェンバー現象が原因で、その声が届かなかったのかな…と私は感じるところです。

嫌いに理由を後付けしていないか?

個人的には、販売中止の判断は非常に残念だと感じられました。

アニメ終了してから10年以上経っている現在でも根強い人気があり、今でもグッズを楽しみにしているファンがいるだけに、マイメロディを愛する方々にとって、幸福が訪れなかったのは、本当に悲しい出来事です。

「ジェンダーバイアス」を危惧する声はありましたが、では、これまでマイメロディがたくさんのキャンペーンを行ってきたことで、引き起こされてきた出来事はあったのでしょうか?

そして、マイメロママさんの名言には、ジェンダー問題に対する責任などあるのでしょうか?仮に影響を受けていたとしても、責任を追うのは個人個人であって、人間の責任を作品に責任をなすりつける考え方は、逆にジェンダーの問題を矮小化させているように感じられます。

「女の敵は女」という表現が嫌いなだけで、理由は後付けになっていませんか?

「女の敵は女」を証明してしまった

マイメロディには、たくさんの女性ファンがいますが、今回の出来事により、やはり「女の敵は女」を証明してしまったように感じられます。

今回の出来事により、楽しみにしていたマイメロディの多くのファンは、コンテンツとは全く関係のないノイジーマイノリティによって、悲しいものに変えさせられてしまいました。

おそらく批判している側は、一種の正義感を持って主張しているかと思われますが、結果的にはファンを不幸な目に遭わしてしまう原因を作ってしまっているので、やはり「人の幸せに堪えられない人たち」が口出ししているように感じざるを得ません。

「女の敵は女」とマイメロママさんが言おうが、コンテンツを楽しみにしている女性にとって幸せなものであるなら、介入するべきではないでしょう。

今回の出来事を批判したのは、フェミニストを名乗る方々が多かったようですが、様々な女性の幸せを考えられずに、何がフェミニストなのでしょうか?

今回の騒ぎは、誰の得にもなっていないように思われます。

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