◆読書日記.《田中克彦『言語学とは何か』》
<2023年4月29日> 田中克彦『言語学とは何か』読了。
モンゴル語研究を専門としていた社会言語学者による「言語学」というものの全体像を書き出す試み。
ぼくが今年の課題であるソシュールを学ぶ前段階の知識として「言語学」の概要について学ぼうという事で始めた「言語学入門」の二冊目の書籍が本書と言う事になる。
前回読んだ千野栄一『言語学を学ぶ』の内容は、言語学の幅広いジャンルを語る「浅く広く」という解説の仕方だったのに対して、本書は割と近代言語学をその発展段階を追いな