観用少女の感想

 令和にして、とうとう私の本棚に『観用少女』と『ローゼンメイデン』がならんだ。『ローゼンメイデン』は、私にとって、一度は花を見ることができたが、枯れては種をまかれ、そして枯れ…を繰り返す集英社の野菜になってしまった。しかし、『観用少女』は私の中で大木、または盆栽のように至高の一つの存在として生き続けるだろう。 

 …いきなり結びのような文章を書いてしまった。ともかく、去年の秋、現実には決して存在しない永遠の少年少女の耽美にあこがれるものとして、必ず読みたかったマンガ、川原由美子の『観用少女』をようやく手に入れ、読了したのだ。

 はああああああああうつくしいなあ…

 あらゆるかき込みが細密でうつくしい…美しい少女をかざるもの、服、アクセサリー、部屋のインテリア、調度品、ミルクと砂糖菓子がすべて一級の美しいものだ、語彙、語彙はどこだ。

ところで

先日ツイートした、記事のための「仕込み」とは、野菜だの盆栽だのの事ではなくて、オーナーはだれか、少女に気に入られたか、育ったか、涙を流したか、などの項目を各話ごとに確認して表を作ったことだった。

今日それが一応完成したが…肝心のそれを根拠にして考えたいことがまだ固まっていなかった!

とうぶんはこの物語を考察するよりは、ただ美しさを愛でていたいようだ。

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