おじさんが酷い目にあうゲーム広告から学ぶこと。そして教育のはなし。
最近不調かもしれんなぁと思いながら仕事をしています
ネット広告、観てますか?
youtubeの動画とかもありますが
今回はソシャゲ中に出てくる広告について
18秒か30秒程?
テレビを見ていた頃よりもはるかに多くの広告に晒されているような気もします
しばらく待つと、自分でも動かせるような広告もあったりしますね
で、あるあるなのがこんな感じですかね
おじさんが川に流されたり、溶岩が落ちてくる謎の部屋に閉じ込められてるゲーム
ヤクザLV100を眺めてたらゾンビが出てくるゲーム
やたらIQを調べてくれるゲーム
チートみたいなボムで画面の全部のぷよ(?)が消える
パズルゲームっぽいが、なんで?ってほど下手な操作を見せられる
研究された結果なのか、統計的なのかは謎ですがこれ、結構面白くないですか?
だいたいパズルゲームなのですが
広告とゲームの内容が全然違う!という訳ではなく
やってる事は本質的に間違ってないし同じなんですよね
順番を考えて処理(鍵?を抜く)と1番良いスコアが得られるという点で
見せ方が違うのは確か
それで
単にコマ?を3つ揃えて消すだけのパズルゲームだと消費者はクリックしないが
ストーリー性を持たせる(おじさんとか、王様とか、妙に汚れたおばさんとか)と消費者はクリックする
画面がチカチカする方が爽快感に繋がり、消費者はクリックする
消費者は自分のIQを知りたがってる、正しくは自分のIQが高いという事を知りたいので、IQの文字をチラつかせるとクリックする
上手い操作よりも、下手な操作を見せられる方が消費者はクリックする
つまり消費者に対するアプローチの方針はこう
人を助けるなど、ゲームをする分かりやすい理由を与える
派手な演出を使用する
自分の方が上手く出来る、と思わせる
自分でも出来る、と思わせる
自分は実はすごいんじゃないか?という期待を持たせる
これ、人間の教育にも使えるのかなと思うんですよね
教育で使う場合
やる気があって結果が出せる人→放置してOK
やる気があって結果が出ない人→方法を教えたり評価したりすればOK
やる気が無くて結果が出せる人→周りに悪影響を与える発言や行動をしないかだけ確認。会社に定着はしないかもだけど
やる気が無くて結果が出ない人→こういう人たちへのアプローチが難しいので広告の方針を使う
労働の目的が分からなくてやる気が無くなるのを回避する
顧客を意識させる
自分の仕事の目的、役割を目に見える形にする
結果を目に見えるようにする
高すぎる目標設定で達成できなくてやる気が無くなるのを回避する
自分でも出来る!と思うレベルの目標を短期的に設定する、クリアさせる
困ったときにこの人に相談すればなんやかんや解決できる人を明確にする、その人はトラブルが発生したときには絶対に解決する
他人と比較してやる気が削がれるのを回避する
他人を視界から外す
これが出来たら他人から評価される、というような表現で自分には価値があると思わせる
どうでしょうか
他人は変えられないのは100%真実だと思っていますが
ネガティブな思想の人には変わってもらわないと組織が傾いていくのは確かだと思っています
じゃあどうするのか?
山本五十六もカーネギーも教えの本質は
その人のメンツを潰すな
やる気が産まれる環境をつくれ
かなりざっくり理解ですが、共通しています
人を教育するなんて傲慢な事だなぁとも思うけど
仕事の中で環境作りを頑張って行けたらなぁと思っています
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