INFJの怒り

個人的な範疇に留まるとは思いますが、いちINFJである自分が、一体どんな時に激しい怒りを覚えるのか、過去の体験をもとに考えてみました。すると私は、一つの結論に至ったのです――

「自分の世界の整合性が保たれなくなった時」

なのではないかと。

これだけでは説明が不十分なので、一体どういう時のことを指しているのか、具体的に書いていきたいと思います。では。


1.誰かが悲しんだり傷付いているのを見た、又はそれが明らかに予想される時

↑この記事の追記部分でも書いたことですね。

自分はきっと、「優しい世界」を創りたいんです。その世界では、誰も悲しまないで、傷付かないでほしい。だからそうした人たちを見たり、そうなることが予想されるのが明らかな場合、「自分の世界の整合性が保たれなくなった」と感じ、怒ります。

2.著しく体調を崩した時

健康であることが整合性が取れている状態なので、それが大きく崩れると自己実現に響くため、怒りを感じることがあります。

少し風邪を引いた等、後で元に戻れる程度であれば怒りは感じないで来たと思います。

3.自分が考える「人として」のルールが破られた時

自分の直接関係なくても、自分が人道的でないと判断した事がどこかで行われているというだけで怒ることがあります。例えば、不倫している友人の話を聞いた時。授業中にお菓子を食べている奴が視界に入る時。そんなの自分には関係ないのに、めちゃくちゃ呆れ、腹が立ってしまう……

求める水準が高く、「理想化しすぎ乙」「聖職者かよ」と思われることもしばしば。ぶっちゃけ、生きづらさの原因の一つです。本当はある程度「あーハイハイ」って流せるようになりたいんですけど……難しいんですよね。

4.人間関係が崩壊した時

これね。皆が仲良くしているのが幸せ。だからどこかで諍いがあると、それだけで滅入ってしまう。更には、「この人のここは好きだけど、ここは嫌い」となった瞬間にすら深い絶望を抱いてしまう。

だからこれすら予定調和にするために、自分は最初から「いつか崩れる関係なのかもしれない。でも、今はせめて仲良くしたい」と思うようにしています。これならいざ関係が壊れても、「ああ、ようやくこの時が来たか」と思うことで少し楽になるので。

個人的なことになりますが、私の場合、毎日会う関係だと約1年が限界でした(家族など血縁上の関係は仕方ないので続けますが)。逆に言えば、1年以上続いた人は、殆どがずっと続いています。

まとめ

INFJの怒りは、他者から見ると理解できない事が多いような気がします。多くの人が「自分には関係ないから良い」「仕方のないことだから」と思える事が、INFJにとっては許せない。それは強力なNiによって作られた確固たるイメージが、外部から侵される事を断固拒むからでしょう。そしてそのイメージは、世界規模と言って良い程に巨大である……

もうほんと、どうしようもない。でもそんな自分なんだなあと、今回の考察を経て気づきを得られました。でもどうにかして、この怒りと向き合う方法についても考えたいなと思います。ありがとうございました。

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