見出し画像

中学でテスト1位だった私がやっていた勉強法

私は授業をしっかり聞き、宿題をしっかりやる優等生でした。塾には行っていましたが、塾の宿題はさぼり気味で、部活はしっかり長時間やるという生活を送っていました。体感だと勉強時間は優等生の中だとかなり少ないほうでした。それでも、テストの成績は他の優等生たちよりよかったです。なので、私の勉強法は効率がいいんだと思います。しかし何が高効率の要因になったのか、自分では決めきれず、ある要因がよかったのか、それともトータルパッケージでよかったのか、それすらもわかりません。しかし、この中に秘訣はあるはずです。今、勉強で困っている中学生(、高校生)の方々には何か一つでも役立ててもらい、少しでも勉強効率が上がれば幸いです。

授業全体

寝て、休む

中学生の頃は11時から12時くらいに寝て8時間睡眠をとっていました。そのせいか、昼寝ができない体質的にか、私は授業中に寝たことは数回しかありません。授業の間とかは勉強しませんでした。授業中でも疲れたら、ぼーっとしていました。そしてリフレッシュした後に、慌てて板書に追い付いていました。疲れているときと健康な時では、効率に非常に差がつきました。ぼーっとしたり、落書きをしたりするなど、頭を使わないことをしていました。

ノートに書くこと

ノートには板書を漏らさず書きました。授業はあくまで聞いて考えることがメインで、ノートは後で授業内容を思い出すためのものだと思っています。ノートをとることで、考えることが阻害されては本末転倒です。なので、白チョークは全部黒で、重要なほかの色のチョークは全部オレンジで書くみたいに、できる限り作業を単純にしました。図を描くときだけは、他の色を使いました。

筆記用具3種の神器

シャーペン、オレンジペン、ロジカルノートです。この3つさえあればどこでも勉強できます。
シャーペンは性能が良くて、かっこいいと思ったデルガードを使っていました。
オレンジペンの強みは何といっても赤シートで隠れることです。黒板にはピンクや黄色、青などで色分けされていますが、ノートに移すときは全部オレンジでいいと思います。どうしても重要度で分けたい場合は、重要だけどほかの重要なところには見劣りするなというところでオレンジを黒かっこで囲んでいました。そしたら、赤シートで隠したときに、黒かっこだけ見えるので、暗記もしつつ、そこまで重要じゃないんだということもわかります。
ロジカルエアーノートは正直ほかのノートと一線を画しています。ノートにたくさんの点が打たれているため、図も書きやすいし、文字も大小をはっきり書けます。さらにアルファベットも書けるようになっているので、全教科を一つのノートに揃えられるのもポイントが高いです。

消しゴムは要注意

消しゴムはノートをとっているときなどは使って全く問題ないのですが、テストじゃない限り、問題を解いているときは使うのはやめましょう。消しゴムで消す代わりに、このような取り消し線を使ってください。後から見返したときに、自分が昔、間違えたところがわかると非常に便利です。

諦めの暗記

人はだれしも苦手な分野を持っています。そういうところはどんだけ考えてもよくわからず、時間だけがかかって、あまり収穫はなく、モチベーションが下がっていきます。そういうときは、定番問題の問いと解法を丸暗記しましょう。考えたってしょうがないんです。時が解決してくれます。未来の自分は当時より頭がいいので、意外と理解できるようになっていました。

あと1割は演習

全体的に細かいところは知らんけど、まあ8割ぐらい覚えられたかなあというときには(特に社会)、テストで9割取れます。そうなったときに、あとすることは演習です。残りの1割はノートなどで抜けてるところだったり、非常に難しい問題だったりします。そういうのは一個一個しらみつぶしでなくしていきました。

各教科

 英語

英会話教室

正直幼いころから英会話教室に通っていたのが、相当大きなアドバンテージだったと思います。ただ、英会話教室だったので、なんとなくでやっている感じでした。文法とかスペリングとかは壊滅的でしたが、小学生ですでに英検3級でした。

文法は用語ではなく形

英会話教室の名残で、冠詞とか関係代名詞とか不定詞とかそういう文法用語はあまりしっくりきませんでした。なので、宿題のワークを解いて、そういう文法用語は覚えず、英文の形だけ覚えました。なぜか英語のワークを解くのが好きで、宿題の範囲を超えてどんどんやっていました。

歌は救世主

英語の歌は非常に勉強になりました。多少は基本の文法から崩れているところはありますが、ピンチの時にかなり役立ちます。私の学校では毎回英語の授業の最初に歌を歌っていました。ひと月に1曲なので、さすがに歌詞の大部分を覚えられます。わからない文法問題があったときに、あの歌ではこう使ってたなとかいうひらめきが下りてきたりしました。そしてもちろんリスニングにも役立ちます。リスニングの問題よりもスピードは断然速いですから。

 数学/理科

ワークのやり方

ワークは本体と模範解答と自分の答えだけ書き込める冊子の3つのやつが主流だと思いますが、とりあえず1周ワークをやり、本体にオレンジで、答えを書き、間違えたところを重点的に何周も解きなおしましょう。

 社会

歴史は流れで

とりあえず時代区分を覚えて、それぞれの特徴を理解しました。中世以降はいろんな人や出来事がありますが、なぜそうなったのかを紐解いていけば、個々の歴史上の出来事がどんどんつながっていき、なんとなく流れをつかめました。

地理は帰納的に

個々の場所で、様々な気候や地形になっていますが、大体雨、風、山、標高、緯度の5つのせいです。この組み合わせでいろんなパターンがありますが、結構機械的に解くことができます。

プリントと赤シート

社会は穴埋めプリントをもらうことが多いと思います。穴埋めはすべて大事なところが消されているはずなので、オレンジペンで埋めましょう。そして何回も繰り返し復習しました。

 国語

怒りながら読む

文章題を解く中で非常につまらない文章にあたることがあります。そういう時はそのイライラを爆発させましょう。こんな長々と書いてるけど自分だったら「……」一言で表せるわ!などとののしりながら読むと、大事なところが入ってきやすいです。

文章題は慣れ

大体傍線部の3行前に答えが書いてあります。そこら辺だけを読むと別に文章全体の意味がわからなくても問題は解けました。文章全体で正しいものを選ぶやつとかは常識を使って選択肢を絞ったら、最後の段落を読めば大体解けました。

終わりに

あまり革新的なことはなかったかもしれませんが、逆に言うとこれぐらいするだけで、優等生になれるということでもあります。私が中学生の頃はタブレットなんてなかったので、今の授業とは違うところが結構あるかもしれません。それでも、勉強する内容は基本変わらないので、上記の内容は一応役立つと思っています。ここまで読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?