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大人の遠足~三渓園

もう10日ほど前に、友人と散策に行きました。
公開するには時期が過ぎてしまったので、お蔵入りする予定でした。
しかしコロナウィルス第三波がきているようで、外出に二の足を踏んでしまいます。せめて目の保養になればと思い投稿いたしました。
写真の撮り方が今一つなのは、ご容赦ください…。


三渓園 https://www.sankeien.or.jp/


見学した日は、秋とは思えないほど暖かく、すっきりよく晴れていました。

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旧天瑞寺寿塔覆堂 (きゅうてんずいじじゅとうおおいどう)
豊臣秀吉が母の大政所の長寿を祈って立てたお堂です。重要文化財。

三渓園すすき

すすきも日を浴びて、金色に輝いていました。

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とげとげのアザミ。心洗われる紫色。

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楓の木ですが、ご覧の通り緑色。色づくのはまだ先のようです。
こちらも日を十分に浴びて、金色に。

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菊花展が開催中です。 10月26日(月)~11月23日(月・祝)
大人の両手に乗るくらいの大きな花をつける菊は知っていましたが、
本当に大きくてボリューミー!
ホールのケーキのような。上記の写真左側、お皿に乗った菊も。

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四季折々に咲く花は、陽射しに合わせた色味なのでしょうか。
春の花は日に溶けるように淡く、
夏の花は太陽の光をはね返す鮮やかさ。
今回見た菊の花の色は、日なたぼっこをしているような、
穏やかな気持ちにさせてくれました。

三渓園 小菊

大輪の菊だけでなく、小菊も愛らしく咲いていました。
写真を取り忘れたのですが、菊の箱庭、菊の花生け、販売もありました。

三渓園旧三重塔2

旧燈明寺三重塔。室町時代に建てられました。重要文化財。
高台に移築されていますので、塔の向こうには宅地やビル群が見えました。

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おすすめコースから外れて、松風閣(展望台)へ。軽いハイキングのようなアップダウンがありました。広い三渓園の園内の端に来たわけですが、
すぐそこは横浜港・東京湾で、石油タンカーや船も走っていました。
新日本石油の製油所があり、この眺めも壮観でした。

三渓園旧矢箆原家干し柿

さて、散策も終盤。
合掌造りの旧矢箆原家住宅(きゅうやのはらけじゅうたく)にきました。
飛騨・白川郷にあった江戸時代後期の建物です。
吊るしてある干し柿が、何とも言えない味わいがありました。
飛騨の三大長者に数えられる方のお住まいだと納得できるほど、室内はとても広く豪華な作りでした。園内で唯一内部を見学できます。

三渓園旧矢箆原家住宅

住宅内の囲炉裏の煙に私たちもいぶされました…。
こうして薪を燃やすと出るススが建物内に付着して、防虫・防水になるのだとか。いやな匂いではありません。暖かい生活の匂いがするんですよね。

園内のおすすめコースは、徒歩で90~120分と目安の時間がパンフレットに書かれています。車椅子で見学可能な区域もありますよ。
私たちはおしゃべりしながら、3時間くらい歩いていたでしょうか。
園内を一周して、入口に戻ってきました。


その後、少し歩いたところにある、横浜市八聖殿郷土資料館へ行き、横浜の歴史も学んできました。今では工業地帯ですが、かつては海苔の養殖をしていたんですね。

この時の散策から時間が経ちましたが、11月とは思えない暖かい日が続いていますので、紅葉が進んでいますかどうか。

園内には日本各地から移築された建物がたくさんあります。歴史を感じる建物ばかりです。写真がまずいので、掲載できなくて残念ですが、もしお時間がありましたら、三渓園に足を運んでみてはいかがでしょうか。

長々と書いてしまいました。
ご覧くださり、ありがとうございました。

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