就活やーめた!!
大学4年生のこの時期、大人からされる質問第1位『もう就職決まった?県外でるの?』
ちなみにイギリス人の友達から聞かれたのは「何するの?りほは旅行好きだからギャップイヤーで海外行ってもいいよね!」
こんな風習を作った日本が嫌いだなんて思ってない。「大学卒業後はみんな就職」といういわゆるレールに敷かれた人生を外れたいわけでもない。
他に選択肢があってもいいじゃんって言いたいだけ。このnote読んでる就活生がいるのなら、人生何とかなるし、会社に入る以外のチョイスもあることを知ってほしい。
私だって就職したいって思ってたから大学3年の夏からずーっと就活してたよ。プロとか年上の人の元で、一般教養も専門知識も学びたいもん。
でも、やりたいことが明確になったから一つの手段として就活を辞めて、春から身寄りのないフリーランスになることを決めた。
8月下旬、ライターになるため出版社に入りたくて、ずっともがいていた。手当り次第に情報収集して、秋採用は枠少ないから望みないのは分かってるのに、少しの可能性にかけてエントリーして、落とされて。
「22卒無理。入るなら23卒だな。」
出版社を見始めたスタートが遅かったのもあるし半分諦めてたから、4年の後期からどうしようかと迷っていた。
このとき、いきなりフリーランスになる選択肢がなかったのは、就職して会社員の学びがほしかったし、周囲の大人に話を聞くと圧倒的に “就職したほうがいい” 意見のほうが多かったから。
学校の先生や就職課の方、兄のように慕っている先輩、お世話になって尊敬している大人や友人、あらゆる人に相談した。みんな親身になって私の壁打ち相手になってくれて、でも結局最後に決めるのはりほだからって背中押してくれて。
結果、休学や卒業伸ばさずに2021年春に卒業を決意。残り半年間でインターンやアルバイトで会社に潜り込んでライティングスキルを磨き、運が良ければその会社に雇ってもらおう。無理でもフリーでお仕事貰いながら生きていこう。
私にはライターになる明確な目標があるから、出版社以外に入るのはいくら社会人経験欲しいからといっても、後悔するのが目に見えていた。
「学生ブランドとか新卒レッテル捨てるの勿体ない!休学したらいいじゃん!」とも言われたけど、仮に出版社に入りたくなっても、第2新卒が多いことを分かっていたので、休学してまで卒業を伸ばす意味がわからず。いずれ独立したい気持ちがあるなら、会社にわざわざ入る意味あるか?ってなった。
今思えばこのとき、“これはりほの人生だからあなたには関係ないでしょ?なんでそこまで口出しされなダメなんや” 精神で周りの意見跳ねのけたのめちゃ頑固だなぁ(笑)。
正直に言うと、学校関係の方は口を揃えて「どこでもいいから22卒で会社に入りなさい」の一点張り。「就職しないのってどうなんですかねぇ」てボソッと呟いたときもハテナマークがとんでた。
フリーランスとか、そもそも世界線を知らないのかな。うちの学校は私立だし、特に結果を残したいんだろうな、とも思ったり。
母からもらった言葉は「人生長いから好きなことすればいいけど、最初は普通に就職して欲しかったなぁ」。
ここまで育てあげて大学通わせてくれて、両親には感謝してるから期待にはこたえたいよ。でも“私の”人生だから人に指図されたくないしそもそも「普通」ってなに?誰が「普通」の基準を決めたの??って感情的になっていた。いつまでもワガママな娘でごめん。
そうと決まればやることは明確。
学生時代に培った人脈のおかげで、学び場を見つけるのにそこまで苦労はしなかった。(そのせいか文章書く機会が多かったからnote更新サボった、っていうのは言い訳)
あとプロの元で学びたい欲がすごくて、なんなら弟子入りしたいレベルだったので、そんな人を探していた。
そして現在、ライターとしてお仕事をいただき、たくさんの文章を書いている。“この人について行きたい!” と思う人も見つけた。やりたい事の先のものが似ている人に共感しやすいのよね、その方のことはほんとに尊敬している。
この決断を友人や伝えたい人に報告したら、みんな明るい言葉で返してくれた。
「りほの夢全力で応援するよ!」
「りほらしく行動してるのかっこいい!」
「りほの文章大好きなんよなぁ!似合ってるわ!」
「めちゃいい決断じゃん!!」
私の周り、いい人しかおらんくて涙ちょちょぎれた。なんならこの話して「その決断自分ごとみたいにちょー嬉しい!!いい人知ってるから紹介したい!」て言われて、それが今のお仕事に繋がってたりする。
何気ない行動って運命の赤い糸みたいにどこかで繋がってるんだなぁ。人のおかげで生きているって思うことしかない。あのとき、あの人に出会っていなければ?あの行動をしていなければ?私の人生はどうなっていただろう。
そして最後に大きな報告。
春から長崎の出版社で働きます。
は???って思ったよな?「これからも応援よろしくです!みんな大好き!」ていう予想してた結末は??
実はこれも、人脈のおかげ。県内で学びながらアルバイトできる出版社ないかなぁと思ってたら、たまたまその会社で働いてた人が知り合いにいて、相談したら「履歴書送りなよ!」って言われて、落ちてもいいか〜程度でふらっと受けたら「社員として春からよろしくお願いします!」ってミラクル起きた。感謝しかない。
これまだ2、3人にしかしっかり報告してなくて(笑)、noteでの報告になって申し訳ないけど、お世話になってる方に特に伝えたい。(文章がどんどんプライベート空間になっていきますが悪しからず)
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