A. Orita

関東学院大学 教授。 慶大SFC卒(学部~博士)。生涯のprivacyとidentit…

A. Orita

関東学院大学 教授。 慶大SFC卒(学部~博士)。生涯のprivacyとidentityに関心あり。死後のデータや青少年リテラシー教育PJに従事。共感覚あり。音楽はラヴェルと菅野よう子好き。最近の趣味は、外国語を学ぶこと。 (投稿は個人的な見解であり所属組織を代弁しません)

最近の記事

また紙の手帳(NOLTY)を買った

もう10年以上前から、スケジュールはGoogle Calendarを中心に管理しているが、同時に紙の手帳も手放せていない。とは言っても、手帳をただ買っただけになる年もあって使い分けは試行錯誤だ。 ここ数年は、NOLTYの手帳がしっくりきている。 2022年度はA5ガントチャート(No.6494)。1ヶ月が見開きのマス目になっていて、作業予定を並行して書き入れることができた。ついつい目先の予定に追われがちになるところ、俯瞰できるのはよかったが、忙しくなってくると書き込む時間

    • 小学生と学会発表してきた

      情報処理学会第85回全国大会で、ジュニア会員の小学2年生と4年生と共著で発表をしてきた。正確には私はlast authorで、発表し質疑に応答したのは小学2年生。天才的プログラマーでもないし、モノを作った訳でもないけれど「伝えたい」ことがあった。 きっかけ2022年秋、わが家にLOVOTがホームステイすることになった。最初は家族で「かわいいー♥」とメロメロだったが、日が経つにつれてそれぞれのLOVOTへの対応や感情の違いが見えてきた。LOVOTを返却するときがもっとも顕著で

      • オンライン授業・共生と強制

        (この記事は本学の人間環境教養学会年報への寄稿を元にさらに改稿したものです) はじめに 新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、私が所属する関東学院大学でも、2020年度は授業の多くをオンラインで実施することとなった。春学期はほぼオンライン。秋学期は学部や学科によっては多くの授業が対面となったが、コミュニケーション学科では、オンラインを主とした科目も多かった。 秋学期は、私の担当科目では学期内に1〜2度の対面授業を行ったものの、ほぼオンラインとなった。時間割どおりの時間

        • オンライン授業で学生の提案を聞いた

          コロナ禍の大学を巡っては、対面授業とオンライン授業について強い意見をSNSで目にする。SNSを眺めていると、殆どの大学生は対面授業を望んでいるかのように思えて来た時期もあったが、そもそも全国に約780ある大学でどの学生も同じ意見である訳がない。自分の授業を受けている学生の考えを聞かなければ的外れの対応になってしまうと思い直したところで、1年〜4年が履修する科目「ネット・コミュニケーション」のグループワークで、以下の課題を提示した。 「コロナ禍の大学生活において、インターネッ

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