見出し画像

「軽い人」は入ってこないよ。

おはようございます。

現在、介護業界で働く、妻子持ちの32歳、

オリオリです。



先日、同僚の介護員さんから、

「オリオリさん、認知症で、こんな危ない人(ケガしそうな人)、うちで見れないよ!」


と、「ベテランの」介護員さんから、言われました。


介護職を経験されたことがない人は、

・介護ってやっぱり大変。
・介護施設なんだから大変な人をみるのは当然。

などなど、思う人もいるかもしれません。

「施設なんだからボケてる人みるのは当然だよ」と

実際に、言われたときには笑ってしまいましたが(笑)
・・・まぁ、そうなんですけど。ただね、ただ、って感じで、、、



「介護職員だって人間、嫌なものは嫌」なのです。

「どんな人でもwelcome!」という介護職員さんもいますが、

「危ない人(ケガしそうな人)」を介護することに、

疲弊してしまう職員が多いです。


私は、生活相談員としてベッドコントロールを行っていますが、

「どうしても」の時は「危ない人」でも、もちろん入所調整をする。
⇒その代わり、塩梅を見ながら「危なくない人(職員の手がかからない)」も入所調整を図る。


が、、、しかし、、、そんなこと言っても、、、

これからさらに「高齢者増、支援者減、人口減」であることから、

態度だけは偉そうなオリオリが、

介護職員さんへ、


チェック

軽い人は入ってこないよ!!!泣

と、泣きながら声を大にして言いたいです(笑)


本当は、ニコニコ、穏やかにコミュニケーションできて、

介護やって良かったぁ!

という人を入所させたいのですが、厳しいっス。。。


*******************

【ありがとうの裏側】


「ありがとう」を言われる、やりがいのある仕事。

医療や福祉は、確かに「これ」だと思います。


しかし、なぜ、

家族や友達から普段なにげなく「ありがとう」を言われた時に、

「感謝されてめっちゃ嬉しい」と感じないのか?

なぜ、介護での「ありがとう」は嬉しいのか、、、

それは、

「ありがとうの裏側」に「ツラいこと」があるからです。


介護や医療は、ぶっちゃけ、本当にツラい仕事です。

普段での「ありがとう」は「お気遣い」。

仕事での「ありがとう」は「ツラさを乗り越えた対価」。

「感動」の前に「ツラいことがある」という側面を忘れてはなりません。



ただ、


ポイントになるのが、

ご利用者からの「ありがとう」が響かない時がある、

ご利用者から感謝をされても嬉しくない、

という時もあるのです。


それは、

介護をしていて、

「楽しい」「嬉しい」よりも、

「ツラい」があると、

⇒ご利用者やご家族から「ありがとう」を言われても、感謝されても、「ツラくて」やってられないよ。もう、いいよ。こんなんだとは思わなかった。

みたいに、思ってしまうからであります。。。


なので、


大切なことは、

「自分から」ありがとうを言えるようになること。

なのです。

ご利用者から言われる「ありがとう」は、確かに嬉しい。

しかし、自分の感情が「ツラい」となっていると、響かない。

そのため、

「ツラいこと」を乗り越える中で得られた、
 ⇒「考え方」に気づけて、ありがとう。
 ⇒「スキルアップ」に繋がって、ありがとう。
 ⇒一段と「レベルアップ」ができて、ありがとう。
 ⇒「あなた」と、かかわれてありがとう。

と、自分から「ありがとう」を見つけにいくのです。

ご利用者から言われた「ありがとう」は「おまけ」です。

「ありがとう」は自分で創るモノなのです。


*******************

タイトルと内容が逸れてしまい、

申し訳ありませんm(__)m。笑


話をまとめると、

「軽い人」は入ってこない。ツラいことも多くなるかも。
ですが、「感動」を求めていきましょ。
自分たちで創っていきましょ。

ということを申し上げたいのです。



最後に、「軽い人は入ってこない」ということで、

入所者のうち100人中100人が転倒リスクが高い人であったら、
どう対応しますか?
(骨折等、痛い思いはさせたくないっス・・・)

という難問に、どなたか助言頂ければ幸いです(笑)。
※何か良い対応策がある方については、コメントくださいm(__)m



最後までご覧いただきましてありがとうございました。

【毎週:水曜日・土曜日AM8:00前後に記事を投稿】
⇒もしよろしければ、また読みにいらしてください。

今後ともよろしくお願いいたします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?