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親ってすぐに論点ズレたところで叱るよね

この間、ピアノ教室の直前に娘が課題の練習してたんだけど、途中1箇所だけ変な和音を奏でてるのがどうしても気になったので聞いてみた。

「そこ、気持ちの悪い和音だけどいいの?」
「いいの。これが続く感じって先生も言ってた。」
「ほんとに?ママこの和音気持わるいよ。」
「耳くそでもつまってんじゃないの?」

カーーーン🔔

怒りのゴングが鳴ったのは言うまでもない。

もはや和音不協は鍵盤の上ではなく、目の前で奏でだしている。


「何だその口の聞き方は!」

お!いよいよ私もこんな事を口にするようになったか!頭の片隅でチャチャをいれつつ、論点のズレた怒りでいきりたつ。

娘は娘で、私の逆鱗を交わそうと頑張る。

まだ二年生なので、反撃が甘い。

私の小さな良心もチクリと痛む。

だってさ、『耳くそ詰まってんじゃない?』普段この言い回しを夫に言ってるの、私だもの。耳馴染みよすぎるもの。

育てたように子は育つとは、よく言ったものだと感心した。

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