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恐怖の感情が起こす不幸を作る出来事2

恐怖の感情が起こす、不幸を作る仕組みをお伝えいたします。

幼少期から、自分の居場所がない、周囲が敵ばかりという人に起こります。まず、安心できない状態とは、親が過度に干渉して、自分の意見や意志を示せない状況、また周囲に争い事が多く、安全に過ごす事が難しい状況、これは今はあっては問題になりますが、自分が虐待を受けている状況、このような出来事の中に身を置いていた場合、恐怖を感じながら、周囲の状況を感じとり、相手に会わせながら生活すことになります。

これが、相手に合わせてしまう、一つの原因です。
何か言おうとすると、すぐに反応されたり、否定されてしまうと、自分の意志が出せなくなります。そこでもぞもぞしていると、いきなり暴力が飛んできたりしたら、それは怖いです。

いつ、どこから責めて来られるかわからない状況であったり、安心できない状況では、いつも恐怖に対して防御しなくてはいけなくなります。その行動や受け答えが、結果的に、守りになってしまう為、守りの言葉や、守りの姿勢が、相手に対して鼻に付く行動になってしまうのです。

自分に責任が問われないような考え方や、発言がそのような受け答えとなります。最近の企業のコンプライアンスとか、規約の文章だとか、国会の答弁など、多くが守りの体制になっているのがわかります。

個人の例としては、答えをストレートに話せばよいのに、わざわざ疑われたくない前置きや、自分は悪くないというストーリーを付け加えていたり、自分の感情がちょっとでも、恐怖センサーを通過した事で、逆に相手を問いただしてしまうような事を起こしてしまいます。

このような事例が繰り返されると、コミュニケーションや恋愛関係がうまくいかなくなってしまいます。



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