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温活をするにあたり、調べごと②〜附記ショウガ

温活してますか?

温活は体温を上げる活動なわけです。
その条件には以下の6点が考えられます。

  1. 体から熱を産生する

  2. 熱を与える。

  3. 保温をする

  4. 体温中枢である視床下部のセットポイントを変える

  5. 外的ストレスを減らして、血行障害を減らす。

この内、4と5はストレスが視床下部に影響ため、仮説として同意義としてみます。

熱産生の代表は、運動です。
言わずもがなですが、体が温まるほど動く必要があります。寒くてふるえるのも、熱を作るためです。

熱を与えるには、外と内側から熱を与えることが考えられます。

外から熱を与えるならば、多くの方法があります。カイロのように局所のもの、布団やお風呂のように全体的なものが考えられます。

内側から熱を与えるには、直接温かいものを摂取するという物理的な加熱方法と、食物が持つ血管拡張作用などによる、温熱感と言う意味の熱を与えることがあります。

保温もやはり外側と内側からの両面からのアプローチになるだろうと考えられます。

問題は、体温中枢のセットポイントです。病気になった時に体温を上げる指令をだしたり、熱が篭ったら汗を出すように指示します。

解熱剤は、このセットポイントをプロスタグランジンと言う発熱物質を調整する事で解熱します。

また、外的なストレスは、視床下部から自律神経や内分泌系へ影響を与えて、血管収縮などを起こします。

外的ストレスは「ストレスを減らせ」で対応出来そうなもんですけど、前者では、体温中枢の反応性を低下させる方法があればと考えおります。

他にも、体温を運ぶ血液の全体量と血管の太さ、心拍、呼吸なども関わるわけです。

そんな感じなんですが、最近は毎朝ショウガ湯を飲むようにしています。


ショウガ

ショウガは漢方薬でもよく使われます。ショウガも大別するとショウキョウとカンキョウに分けられます。

ショウキョウは、生のショウガのことです。

カンキョウは、中国ではショウガを乾燥させたものです。日本では蒸して乾燥させたものをカンキョウとするそうです。

ショウキョウにはジンゲロール、カンキョウにはショウガオールと言う油が含まれており、ショウガオールの方が辛味があることから、生薬学では、カンキョウの方が体を温める、とされています。

ショウキョウは主に、悪寒を感じる風邪や、嘔吐、解毒などに使われます。嘔吐については、嘔家の聖薬なんて言われるほどです。

解毒については、毒性を待つ生薬の毒性減少や魚や貝などの中毒予防に使われます。寿司屋のガリもそんな感じです。

温活での利用であれば、乾燥ショウガである、カンキョウの方が有効と考えられます。

乾燥を待つのが大変ならば、生のショウガを切っておき、冷凍庫で保管すると水分がなくなります。

使用時には、お湯で煮て紅茶を入れたりすると美味しく飲めます。

花粉症などで水ぽい鼻水がある人には、カンキョウとシナモンを一緒に煮た、姜桂茶と言うのもあります。

面倒ですけど、作ってみてください。

ショウガについてでした。

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